前回作った模型は軸組模型でした。
中の部屋まで図面どおりに忠実に作成してあるのですが、太い柱や密集した屋根材に遮られて中がよく見えません。
今回の模型は各層を分離して内部が見られるタイプにします。
重箱のように5層を積み上げます。
構造は軸組模型と同様で、縮尺も同じ82分の1です。
身舎(母屋)と呼ばれる部屋の周りを入側(武者走り)がぐるりと取り囲む構造になっています。
では、作成開始です。
床材として、4ミリ厚のシナベニヤを使います。3ミリでも良かったのですが、あいにく4ミリしか有りませんでした。
昭和実測図のとおりに鉛筆で敷居の線を引きます。
敷居は2ミリ幅、厚さ1ミリのヒノキ棒を1ミリの間隔を空けて2本平行に床板に貼り付けます。
曲がらないように3ミリ厚のアクリル板をガイドにしてまず1本貼り付け、厚さ1ミリのアクリル板を挟んでもう1本を貼り付けます。
柱が立つ部分5ミリの幅を除いて1ミリ角のヒノキ棒を2本の棒の間に貼り付けます。
1層目の敷居が完成しました。
5ミリ幅の穴は柱を立てる時のホゾ穴になります。
ここに入会して戸惑われることが多いような、ファイルのダウンロードの仕方を動画にしてみました。
もし役に立つようなら皆さんのご意見をお伺いして完成版を作ってみようかなと思うのですが…
(ごめんなさい、動画が小さすぎてそのままではうまく見えません。右下の『全画面』を押して見てくださいm(__)m)
木造天守閣の第二弾を計画しています。
一昨年に作った天守閣は軸組模型でしたが、今度はリアルさを追求してみます。
完成イメージは、天守閣内に展示されていた模型をお手本にします。
形だけの張りぼてでは無く、中身がぎっしり詰まったものを計画しています。
サイズは一昨年に作った軸組モデルと同じ82分の1で、室内はヒノキ棒、壁や屋根はスチロールボード等で作ります。
細部の作りを調べるために軸組モデルを見ていましたが、窓が窓に見えないので取り去る事にしました。
ちょっとすっきりして内部の柱や階段も見えるようになりました。
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