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7月 14th

全英オープンゴルフ

悟空さんのユーザアバター

 いよいよ、26日(木)にロンドンオリンピックが始まります。開会式は28日だけど、その前にサッカーの試合が有るというのが面白いですね。

 同じ英国で、もうひとつ大きな大会が有ります。The Open Championship、全英オープンゴルフです。正式名称に「全英」も「ゴルフ」も付かないのは、この大会が152年も前に創設され、その時点では他の大会が存在しなかったためです。19日(木)に、スコットランドのロイヤルリザム&セントアンズゴルフ場で開催される同大会には日本から8名の選手が参加。このうち、何人が予選を通過できるでしょうか? 

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 全英オープンが開催されるゴルフ場は「リンクス」と言って、海岸沿いの草原地帯に有ります。日本のゴルフ場のイメージとは全く違って、穴ぼこだらけの荒れ野と言う感じ。ですから、リンクスの経験の少ない日本人には極めて難しいコースと言えます。2008年には7人参加して全員予選落ち、2009年には7人参加して5人が予選落ち、2010年には9人参加して6人が予選落ち、2011年には6人参加して5人が予選落ち。予選を通過するだけでも至難の業と言う事ですね。
    
    

 これがゴルフ場?

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 全英オープンのリンクスコースの名物は、このポットバンカー。バンカーと言うより浅い井戸と表現する方が適切か? 日本のゴルフコースではバンカーに入っても「ナイスリカバリー」が期待できますが、この井戸に入ったらそういう期待は捨てなくてはなりません。

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 なんか、どこへ打ってもバンカーへ転がり落ちそうな気がしますね。
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 本当は右の方に出したいんだけどね。打てないんだからしょうがないや。
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 お、うまく出したな!

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 リンクスのもうひとつの名物は、コース脇に生えているヒースと呼ばれる丈の長い草。日本でラフと呼ばれる部分なんですが、日本のラフは数センチに刈りこんで有りますが、ヒースは伸ばし放題。ここもラフからの「ナイスリカバリー」は期待できません。
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 このラフに入ったら、出せればめっけもの。ボールが見つからない事も多々有ります。5分以内にボールが見つからないと「ロストボール」になり、OBと同じ扱い。
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 そして、3番目の名物が、「1日の中に四季がある」と形容される気候。大西洋から吹き付ける強烈な風が吹いたかと思うと、土砂降りになり気温が急降下、カッパを着て震え上がっていると嘘のような快晴、太陽が照りつけ、半袖でも暑い状況。かと思うとまた暴風雨、と言う具合。観客も必ずカッパとセーターや、夏なのに使い捨てカイロを用意するそうです。
 
 

 4日間の試練を耐え抜き、この最終ホールで歓喜のガッツポーズをするのは誰か?

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