柱を立てたら長押を張り付けます。
本当は鴨居が有って、その上に長押が張られているのですが、細工が細かくなりすぎるので鴨居は省略です。
実際の天守閣では、柱と長押が交わる部分に釘隠しが打ち付けて有ります。
竹中工務店再現イメージより
昭和実測図によると、初層の釘隠しの直径は七寸二分、約22センチです。
太さ1.2ミリの真鍮の釘の頭を釘隠しに見立てます。
釘の頭の部分をカットします。軸を少しだけ残します。
頭の直径は約2.5ミリ。実際の大きさに当てはめると20.5センチで少し小さめです。
長押の部分の幅5ミリ、厚さ2ミリの板にドリルで1ミリの穴を空けます。
そこに真鍮の頭の部分に少しだけ残した軸を押し込んでいくのですが、ピンセットを使っても位置決めができません。
そこで、セロテープに釘の頭を張り付け、セロテープの上からグッと押しつけます。
穴の部分にはセメダインスーパーを小量付けておきます。
釘隠しを長押に全部取り付けたら準備完了。いよいよ柱を組み立てていきます。
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