飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

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群像7月号「創作合評」の確認お願いです。

【タイトル】創作合評(第460回)
【著 者 名】堀江敏幸・諏訪哲史・平野啓一郎
【掲 載 誌】群像2014年7月号
【発  行】2014年7月1日
【内  容】
堀江敏幸・諏訪哲史・平野啓一郎による、第151回芥川賞候補2作の創作合評。「春の庭」柴崎友香(文学界6月号)、「あの水色の家の中を覗いてみたい。街に積もる時間と記憶の不思議を掬い上げる170枚」。「吾輩ハ猫ニナル」横山悠太(群像6月号、第57回群像新人文学賞・小説部門当選作)、「日本語と中国語を巧みに扱い、言語(ことば)の自明を狂わす新感覚小説。選考委員絶賛の受賞作!」

今回の無知、「子規」が「ホトトギス」とは!絶句…。

実は、群像7月号は違う小説が目的で手にしました。たまたま末尾の方に芥川賞候補2作の講評があるのを目にして、矢も盾もたまらず…。
平野啓一郎氏の語りは、大昔、翻訳小説の文章がこむずかしくてわかりづらい(こなれてないと思ってた)ことを思い出させてくれる内容でした。(淮)

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Re: 飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

淮さん、こんにちは。
ちょっと手が空きましたので、確認させていただこうと思います。4作品は読んでいるので楽しみです。

   みあーた

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Re: 飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

みあーたさん

ありがとうございます!
実は、ハッチーさんの『春の庭』を読ませてもらって、赤面した箇所あります。
「かぎのて」が辞書見出しにあるなんて知らなかったのでした。
おバカに「だい1かぎ」じゃ、まずいよなしか思いつかなくて。調べようなんて全然思わなかった。
あと、「ビューパレス サエキⅢ」の「Ⅲ」。過去「3」処理派だったのですが、最近「III」というのを多く目にするようになって、「III」としました。『春の庭』では何度も出てくるので、「3」の方がいいだろうと今は思っています。視覚的な使い方に該当する…?

ここに出てくる2作が、受賞したらおおーっですね。
それでは、よろしくお願いします。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

淮さん、こんにちは。確認しました。「猫」に関して、いろいろまた悩みが増えました。

9- 2 していか゛
9- 2 きょーた゛いか゛
*姉と弟であることが明らかなのでここで「兄弟」という字を使うのはおかしいからという理由で「姉弟」をあてたのではないかと。

32-14 なり□あまって
32-14 なりあまって
*「なりあまる」という動詞。古事記以外では見たことないけど。

34- 2 むめい(もしくわ□〈みめい〉)に□なる」□「ちゅーつ゛りに
34- 2 むめい(もしくわ□〈みめい〉)に□なる」□□「ちゅーつ゛りに
*これは「語」? 少なくともひとつめの「 」のなかは「文」ではないかと。

36-16 しんかなの□したに
36-16 しんかなの□もとに
*平野啓一郎の言っていることは難しくてさっぱりわかりません。ここの「下」は「新仮名で」ということかな、と感じたくらいであまり強く押せません。

たいへん面白く読ませていただきました。「春の庭」はまだ未読なので、なおさらいっそう平野啓一郎の主張とか説明がわからないのですが(笑)。

そういえば対談なので(笑)の前を1マスあけにしてあるのですね。

「猫」のほうで書かれていましたが、2度3度と繰り返し読むうちに、普通の日本の現代小説になっていくというところが、まさに私が陥った穴でした。最初は淮さんのように「点」とか「最初」をカッコにいれて打っていたのですが、何度も読むうちに削り削られていってしまいました。そうすると味の薄くなったガムにしてしまったのかなあと・・・。
それにしても皆さんが「猫」を肴に盛り上がるのがよくわかる(笑)。あれはつい誰かと語りたくなる小説だもの。

さっきニコニコを覗いたのですが、候補作を試し読みできるようになっていましたね。ほか4作は普通のテキストなのに、「猫」だけはPDFという・・・。

一応、bファイルを添付しますが、ごく参考までにということですので適当にアレンジしてください。

   みあーた

sosaku460-b
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Re: 飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

みあーたさん、こんにちは。
早々に確認していただいてありがとうございました。
「姉弟」の「してい」、これは、こう読みたかったのでした。グル点なら「きょうだい」にしてたと思います。

>34- 2 むめい(もしくわ□〈みめい〉)に□なる」□□「ちゅーつ゛りに

これは、各施設の判断と思ったのですが、指導者ハンドブック第4章P18を見て、2マスの方がいいようですので、2マスにします。

>36-16 しんかなの□もとに

これはいくら読んでも判断がつかなかったので、ご指摘の通りにします。
「なりあまって」は全く知らなかったです。

漢字の読みは、元来どっちでもいいと思ってしまう方なので、どうもやる気が出なくて困ります。やる気が出てもわからないとも言えるけど。(淮)

sosaku460-c

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

みあーたさん

今頃ですが、変更洩れです。

6- 3 〈ひらきかき゛〉の  → 6- 3〈かき゛のて〉の

やっぱりデータは一晩寝かせておくべきと思いました。(淮)

sosaku460-d

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

淮さん、こんにちは。
「春の庭」で淮さんが「かぎのて」の話をしたのに私は素読みだったので「かぎのて」と書かれているのを「かぎの□て」としちゃったのかしらとくらいの認識でした。今回の創作合評は原本とつきあわせての確認だったので“「”を見たのですが、これのことだったのですね。
“「”は実際にはかぎのてとは読まないと思うのですが、たしかに鉤の手のかたちをしているので、点字ではつかわない「ひらきかぎ」というかたちよりもわかりやすいから選択した、という理解でいいですか?

   みあーた

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Re: 飲:群像7月号「創作合評」の確認お願い

みあーたさん

「鉤の手」の件。
1)ハッチーさんが『春の庭』で使っていて、「なるほど!」と思ったので合わせたかった
2)表記辞典に「鉤の手」があった

という理由です。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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