飲:「渦巻き」確認のお願い>フータンさん

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フータンさん、こんにちは。
日和聡子、「渦巻き」をアップします。
お手すきになりましたらよろしくお願いします。

【タイトル】渦巻き
【著  者】日和聡子
【掲 載 誌】新潮2020年2月号
【発  行】2020年1月7日
【ファイル】uzumaki・86頁
【内  容】
私はどこに行き着くのだろうか?作品完成を追い求める画家の、渦巻く意識の運命劇。
ある洋館の暗い寝室から、シーツを頭から全身にすっぽりかぶった六歳と八歳ばかりの子らほどの背丈の二体の白い影が、高い笑い声をあげながら、灯のない廊下へと駆け出していった。

▼著者紹介、書籍名
「螺法四千年記」(らほう)
「御命授天纏佐左目谷行」(ごめいさずかりてんてんささめがやつゆき)
「砂文」(スナブミ)

▼迷った箇所
・書式
P109下、第2カギのハガキ文→そのまま第2カギで
P111下、P113下、P114上、P122上の《》、迷った末最後に《》を省きました。ここは最初から囲み枠にしようと思ってました。最初《》を第2カギにしていたのですが、ハガキ文と同じなので、省くことにしたのでした。
てびきP149下から6行目には、「カギや棒線などで区別されている場合は、原文のとおりに書く」とあるし、今まで枠線はあまり好きじゃありませんでした。この手の書式が出てくる度にバオバブさんから枠線のおすすめがあり、だんだんそっちに。てびきP151一番下の「参考」を読んで、まあいいかなと。
正直いうと、原文をあまりいじるのは好きじゃないです。自信がないせいもありますが、点訳者が判断するのではなく、読み手に判断して欲しいと思うから。――私が読み手ならそう希望したい。点訳の正道(?)から外れているのでしょうかね。

・「そうして」P121上L11、微妙に悩むので切ってしまいました。
・「硝子窓越し」、続けました。
・その他、ちょこまかと読みに悩みましたが、6:4の判断で。

ご意見をよろしくお願いします。

そちらはどんな日々でしょうか?
私は、仕事が滞った以外はあまり変わりません。
元々引きこもりだったようです。(淮)

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Re: 飲:「渦巻き」確認のお願い>フータンさん

追伸

一番悩んだ箇所のことを書き漏らしました。
公園の看板の色々な向きの矢印の表記です。
多分、初心者(?)が陥りそうな墨字見たままの処理してます。

ずっと以前(Q&A第2集P55の解説が世に出る以前)、「○×△□~」を記号そのままで点訳しようとして、ほぼ失笑されたことあります。
近未来、何でも見えるメガネが開発されて、「……」が実は「○×△□~」だったら、読み手は平気なのかな。びっくりするだけでスルーなのかな。

最近では「耳ざわり」ということば。
多くは「耳障り」でしょうから「みみざわりがよい」と、点訳されていたら「それ間違いでは?」と思うことでしょう。
でも「耳触りがよい」という言い方をしたくて、「耳ざわり」としたみたいですよと伝えたら、「耳ざわり」の「ざわり」はかな表記だったのか!と。
まあ、そんな事例はたくさんありますよね。
実用書とフィクションでも違うでしょうし。

というわけで、「矢印」の処理は未熟だと思います。
フータンさんならという事例を教えていただけると幸いです。
未熟という指摘だけですと、どっちに進んでいいかさっぱりわからない未熟者ゆえ。(淮)

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Re: 飲:「渦巻き」確認のお願い>フータンさん

淮さん、こんにちは
 お返事が大変遅くなり申し訳ありません。
図書館にも予約し、気持ち準備は出来ていたのですが、アップをなぜだか見逃していました。
 確かに案内板の表記にはびっくり。理解しようとすると、混乱します。これが作者の意図なのでしょうが… 点訳者泣かせですね。
 待っている間にと、点訳してみましたが、悩みどころは多いです。もう少し、お時間下さい。

 私のステイホームは、ちょっと辛かったです。神奈川県に嫁いでいる娘が乳がんの宣告を下され、手術が6月5日に決まっていました。手術の立ち会いにも、会いにも行けず、ただ、祈るばかりでした。初めてお守りを頂きに神社にお祓いを受けに行きました。
 手術は予定通り終わりましたが、これから、長い治療が始まるようです。
 
 このような時、点訳を始めると、鬱々している気持ちから一時でも離れることができ、時間が早く過ぎます。点訳に助けられてるなと、つくづく感謝しました。
 私こそ、未熟ですが、どうぞお付き合いください。
   (フータン) 

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Re: 飲:「渦巻き」確認のお願い>フータンさん

淮さん、こんにちは
 長くデータお預かりして、申し訳ありません。図書の返却日も近づいてきましたので、この辺で、諦めることにしました。頭を縦に振っても、横に振っても、カラカラ音しか有りません。
  気づいたところは次の3か所だけです。
37-11 いかさまにも□みえ、□いかさまにも□かんがえられる。
    いかよーにも□みえ、□いかよーにも□かんがえられる。
  ※なるほど、「どのようにも」見えではなく、「いかにもそのように」見えと読み取るのかと、きづかされました。しかし、次の文章「答えを一つきりに絞り、…」とつづくことから、最初に戻ることにしました。自信ありません。

68-12 まがう□かた□なき
    まごー□かた□なき

69-11 とりたちわ、なおも
    からすたちわ、なおも

案内板の囲み枠、そういう方法もありだなと納得したのですが、P113の下段の《 》については、同じ囲み枠の中にまとめるのは、無理があるかと思います。案内板ごとに時間も距離も離れているので。
私は囲み枠は使わず、ワイズリーのはがきの〈 〉を省略し、2マス下げの挿入にしました。そして、《 》の方に第2カギを使い、《 》の前後を1行あけました。 
内板の矢印については、困りました。まず、どう読んで良いか、分からない矢印もあり、文章で伝えにくいので、恥ずかしいのですが、データをまるごとアップします。
 無責任でごめんなさい。

なお、どこでお伝えすればよいか、分からないのでここで。
娘の容態が思わしくありません。精神的にも支えが必要な状況です。少し、お休みさせて下さい。また、大好きな点訳が出来る日々に戻れることを願いつつ。

        (フータン)

添付しました.bse
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Re: 飲:「渦巻き」確認のお願い>フータンさん

フータンさん、こんにちは。
お取り込み中に時間を割いて下さってありがとうございました。

鳥と烏、注意してたはずなのにまちがうとは情けないです。
「まがう□かた□なき」は一応調べて、どっちでもいいだろうで着地しました。どうしようかこれから考えます。

書式はこれからフータンさんの事例を参考に見直します。
多分、以前はフータンさん方式だったと思うのですが、こちらの校正者のバオバブさんから何度も囲み枠のオススメがあり、何といっても最大の読者でもあるので、そこを大事に考えて行きたいと思います。

娘さんは、おそらく年齢的に忙しい世代と思いますが、一日も早く治癒しますように。
そして、またご一緒に点訳できる日を待ってます。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:「渦巻き」確認のお願い>フータンさん

フータンさん、こんにちは。
不在かもと思いつつ、迷った末の(多分)中間ファイル(?)をアップします。

3-18 58  → 59
4- 5 76  → 77
4- 6 78  → 79
37-13 いかさまにも□みえ、□いかさまにも
37-13 いかよーにも□みえ、□いかよーにも
69-11 とりたちわ、  → からすたちわ、

「紛う方なき」は「まがうかたなき」(が・か)「まごうことなき」(ご・こ)という語呂合わせ路線にしたいと思いましたので、そのままとしました。
何といっても、矢印のせいで遅くなりました。
ふと見上げると時計があったので、!!!で時計の針を利用することを思いつきました。
ウケネライではないです、決して。
P113は空行で処理しました。
枠線を使用した表では、表が連続する場合、区切り線か空行を使うとあります。
文章中では、区切り線は大仰に感じ空行としました。
ただ決して枠線に拘っているのではありません。
むしろ私はフータンさんと同じ路線を志しています。
プライベート点訳が今でもあると思いますが、先にもお話したように、一番の読者はバオバブさんです。なるべくバオバブさんに楽しんでもらいたいという思いです。
点心データは直接にはバオバブさん行きではないのですが、日和聡子のこの作品は単行本化されたら点訳したいと思っているので、その際に改めて書式についての意見を伺うのもいいかなと思っています。

おそるおそる作成データをアップします。
これほどお目に留まって欲しくないというデータはかつてなかったかも。(淮)

uzumaki_b.zip

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