初歩のところでまごついて迷惑をお掛けします。送りなおしますので、よろしくお願いします。
遍路さんの、henro02.bseを拝見しました。
ちょっと急ぎすぎたようですね。過去に基礎講座に参加された方にも同様に急ぐ方が多かったですね。結果が速く知りたいと言う気持ちはわかりますが、急いでうまく行くケースはあまり無いようです。
入力が完了したら、2度は原本と照合してください。その後1日寝かせます。ここがポイントです。1日たってから見直してみると、どうしてこの誤りが見つけられなかったんだろう?と言う事はよく有るものです。
さて、先回示したポイントがクリアされていませんでした。ポイントを紙に書いて、入力した文章と照らし合わせてください。「ー」になるのは「う」だけです。「う」以外で「ー」にしている所は無いか? このポイントだけで文章の最初から最後まで見ていきます。ポイントはたった2個しか有りませんから、手間では有りません。
「この したわ どー なってんのかなー」 「この したわ どー なってんのかなあ」
「そこが ちがうんだなー」 「そこが ちがうんだなあ」
※ 「ー」になるのは「う」だけです。「あ」は「ー」にはなりません。「おかあさん」「おばあちゃん」は「おかーさん」「おばーちゃん」にはなっていなかったでしょ?
かった わかい おとこのこが いた。 ところが わくわく かった わかい おとこのこが いた。 ところが わくわく
※ 「わくわく」は前の行に収まりますね。Tエディタで色が変わっていませんでしたか? Tエディタには入力がおかしいと思われる部分を指摘してくれる機能が有ります。活用してください。
さて、今回のポイントです。ポイントの一つは上記の「う」を「ー」にする件です。
ポイント2は、「それで一語か?」です。これは簡単なようで大変難しいですから、完全にできなくてもかまいません。常に「それで一語か?」と呟きながら点訳してください。いろいろ組み合わせのできる言葉は一語では有りません。2語とか3語とかになります。「赤い花」は、「赤い帯」とか「白い花」とか、「赤い」「花」はいろいろな語と組み合わせが出来ますね。ですから、「赤い花」は2語です。「赤い」で一語「花」で一語です。
りかいできないので あった。 りかい できないので あった。
※ 「理解できる」「理解して欲しい」「勉強ができない」「そんな事できない」など、「理解」と「できない」はいろいろ組み合わせが可能ですね。「理解」で一語、「できない」で一語となります。
ゆび さした。 ゆびさした。
※ これは「指さす」と言う一語の動詞です。点字表記辞典319P。
べろんと でて いなければ、 ぬいだとわ いわないんだ そーだ。 べろんと でて いなければ、 ぬいだとわ いわないんだそーだ。
※ 「そうだ」は、何かを思い出して「そうだ! 思い出した」等のように使う場合はそれで一語ですが、普通は「~だそうだ」のように使いますね。これは助動詞ですので、他の語とくっついていないと役にたちません(付属語・点訳のてびき最後の方の品詞分類表を見てください)点字表記辞典190P。
それなのに どー して ふさの ほーわ まるだしでも、 それなのに どーして ふさの ほーわ まるだしでも、
それなのに どー して かくさなければ それなのに どーして かくさなければ
どー して そーぞー する たのしみが どーして そーぞー する たのしみが
※ 「どうして」「そうして」は難しいのです。「どう」や「そう」と言う副詞が有ります。そして、「どうして」と言う一語の副詞も有りますし、「そうして」と言う一語の接続詞も有ります。どういう場面で使われているかで判断します。この判断がなかなか難しいのですね。「どのように**」と言う場合の「どうして」は「どう」+「して」ですが、「なぜ?」と言う意味の「どうして」はそれで一語です。
最後の方は少し難しくなりましたが、あまり難しく考えずに、語を分解して、それぞれ単独で使えないかを考えてください。
では、上記二つのポイントのクリアを目指して、次は135P「背骨」をお願いします。新しいトピックで書いてください。1日寝かせるのをお忘れ無く。
悟空
Re: 基礎:henro02.bseアップします
2012.09.14 (金) 19:05 by 悟空遍路さんの、henro02.bseを拝見しました。
ちょっと急ぎすぎたようですね。過去に基礎講座に参加された方にも同様に急ぐ方が多かったですね。結果が速く知りたいと言う気持ちはわかりますが、急いでうまく行くケースはあまり無いようです。
入力が完了したら、2度は原本と照合してください。その後1日寝かせます。ここがポイントです。1日たってから見直してみると、どうしてこの誤りが見つけられなかったんだろう?と言う事はよく有るものです。
さて、先回示したポイントがクリアされていませんでした。ポイントを紙に書いて、入力した文章と照らし合わせてください。「ー」になるのは「う」だけです。「う」以外で「ー」にしている所は無いか? このポイントだけで文章の最初から最後まで見ていきます。ポイントはたった2個しか有りませんから、手間では有りません。
「この したわ どー なってんのかなー」
「この したわ どー なってんのかなあ」
「そこが ちがうんだなー」
「そこが ちがうんだなあ」
※ 「ー」になるのは「う」だけです。「あ」は「ー」にはなりません。「おかあさん」「おばあちゃん」は「おかーさん」「おばーちゃん」にはなっていなかったでしょ?
かった わかい おとこのこが いた。 ところが
わくわく
かった わかい おとこのこが いた。 ところが わくわく
※ 「わくわく」は前の行に収まりますね。Tエディタで色が変わっていませんでしたか? Tエディタには入力がおかしいと思われる部分を指摘してくれる機能が有ります。活用してください。
さて、今回のポイントです。ポイントの一つは上記の「う」を「ー」にする件です。
ポイント2は、「それで一語か?」です。これは簡単なようで大変難しいですから、完全にできなくてもかまいません。常に「それで一語か?」と呟きながら点訳してください。いろいろ組み合わせのできる言葉は一語では有りません。2語とか3語とかになります。「赤い花」は、「赤い帯」とか「白い花」とか、「赤い」「花」はいろいろな語と組み合わせが出来ますね。ですから、「赤い花」は2語です。「赤い」で一語「花」で一語です。
りかいできないので あった。
りかい できないので あった。
※ 「理解できる」「理解して欲しい」「勉強ができない」「そんな事できない」など、「理解」と「できない」はいろいろ組み合わせが可能ですね。「理解」で一語、「できない」で一語となります。
ゆび さした。
ゆびさした。
※ これは「指さす」と言う一語の動詞です。点字表記辞典319P。
べろんと でて いなければ、 ぬいだとわ いわないんだ
そーだ。
べろんと でて いなければ、 ぬいだとわ
いわないんだそーだ。
※ 「そうだ」は、何かを思い出して「そうだ! 思い出した」等のように使う場合はそれで一語ですが、普通は「~だそうだ」のように使いますね。これは助動詞ですので、他の語とくっついていないと役にたちません(付属語・点訳のてびき最後の方の品詞分類表を見てください)点字表記辞典190P。
それなのに どー して ふさの ほーわ まるだしでも、
それなのに どーして ふさの ほーわ まるだしでも、
それなのに どー して かくさなければ
それなのに どーして かくさなければ
どー して そーぞー する たのしみが
どーして そーぞー する たのしみが
※ 「どうして」「そうして」は難しいのです。「どう」や「そう」と言う副詞が有ります。そして、「どうして」と言う一語の副詞も有りますし、「そうして」と言う一語の接続詞も有ります。どういう場面で使われているかで判断します。この判断がなかなか難しいのですね。「どのように**」と言う場合の「どうして」は「どう」+「して」ですが、「なぜ?」と言う意味の「どうして」はそれで一語です。
最後の方は少し難しくなりましたが、あまり難しく考えずに、語を分解して、それぞれ単独で使えないかを考えてください。
では、上記二つのポイントのクリアを目指して、次は135P「背骨」をお願いします。新しいトピックで書いてください。1日寝かせるのをお忘れ無く。
henro02b.bse悟空