飲:『母子慕情』アップ>みのりさん

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みのりさん、こんにちは。
続いてしまいましたが、『母子慕情』をアップします。

【タイトル】母子慕情
【著 者 名】乾ルカ
【掲 載 誌】ミステリーズ!vol.66
【発  行】2014年8月12日
【内  容】
 「これでいいか」
 解剖学の講義が終わり、ぞろぞろと席を立つ学生たちに合わせるように腰を上げかけたところで、八尾清次郎の目の前にそれが差し出された。
 「おまえが欲しがっていたのは、これでいいのか」
 学友の高田吉平が念を押すように言う。清次郎はそれを両手で受け取った。
 「これだ。『尋常小学國語読本巻一』だ。恩に着る」

<メモ>
P47上L-8 巻一
 タイトル 尋常小學国語讀本 : 巻一 /
 タイトルよみ ジンジョウ ショウガク コクゴ トクホン : マキ イチ
 ※最初「巻一」の読み方がわからなくて調べているうち、万葉集なんかでもこういう読み方があるのだと知りました。

P49上L-11 深緑の単
 ※「深緑」の読み、こういう場面では「ふかみどり」より「しんりょく」と読む方がいいのでしょうか? 「新緑」との混同もありましょうが、「新緑」の「単」ってヘンですよね。

P60中L-3 母子、「おやこ」のルビがあります。書名以外は「おやこ」と読みました。

P69上L8  彼は誰時、「かはたれどき」、たそがれに対してこういうのを初めて知りました。

この作品、ムムと思う表現も多いのですが、目のつけどころが本当によいです。(淮)

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Re: 飲:『母子慕情』アップ>みのりさん

淮さん、こんにちは。
お預かりしました。少しおまちくださいね。

-- みのり --

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Re: 飲:『母子慕情』アップ>みのりさん

淮さん
読ませていただきました。
気づいたのは、以下のみ。

50-13 つらの□かわを → つらのかわを

ほかに、
13-13 たい
ですが 私は最初に「てい」と読んでいたので、「体」で「てい」とは読まないのかと思ったのです。調べてみると、「てい」とも読みますが、この場合は「たい」でもいいのでしょう。

メモの方ですが、
巻1 私は違和感なく「まき1」と読んでいました。そうか、万葉集か。
巻1の最初、こもよ みこもち ってやつね。
朗々と読んでくださった先生のお顔が思い出されました。

深緑 着物の色のことだから、ふかみどり に1票

彼は誰時 たそがれも 誰そ彼時 ですから(^^;) 
 こういう書き方をされると、背景の時代を感じますね。

次が楽しみです。
結局、どうなるのだと、興味津々。

-- みのり --

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Re: 飲:『母子慕情』アップ>みのりさん

みのりさん、こんにちは。
お忙しいところを、確認ありがとうございました。
「つらの□かわ」はしくじりました!

「体(たい)」は、私も「てい」?と思ったのですが、
1)広辞苑→○体を成す たいをなす
2)大辞林→「たい」の用例のところに、<―をな・すまとまった形になる。「論文の―・していない」「会議の―・さない」>
と両方とも「たい」でした。

以下を変更して、Bファイルとします。

14-13 しんりょくの  → 14-13 ふかみと゛りの
50-13 つらの□かわを → 50-13 つらのかわを

山の紅葉がきれい(らしい)です。
図書館分館の紅葉もなかなかのものでした!(淮)

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