飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

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こんにちは

「花散らせる風に」dファイルアップしますが、やはり登録は少しお待ちください。

目次に1、2を入れました。淮さん、書式はこれでよろしいでしょうか?

「岩裡」について
 「いわうち」としました。
 漢和辞典で「裡は裏の異体字」とあったので、裏と同じ?と思いましたが、「広辞苑第6版」には次のようにありました。

 訓:うち 「裏」の俗字であるが、「うち」の意だけに用いる。

16-9「雪を抱いた峰」について
こちらの抱くですが、これも「いだく」でよいと思います。・・・雪の載った山。雪をかかえるように包み込んだ山?

 広辞苑 「山にいだかれた村落」・・・村の周りに山
 大辞林 「二つの半島にいだかれた静かな湾」・・・半島の間の海
 大辞泉 かかえるように包み込む。
      「村々をいだく山塊」・・・村の周りに山

47-18 がしん(我身)について
 私も「わがみ」と読みたいのですが、送り仮名とルビが無いので「がしん」にしておきます。

85-7「おこと□どの、」について

  名前が「琴」なのか「お琴」なのかですが・・・、娘の瑠衣は「お瑠衣」と表現されていないので、この場合は「お琴」と言う名前だと考えました。

以上は、ウミネコさんとみのりさんのご意見の相違もあったので、私の判断とさせていただきましたが、1箇所不明のところがあります。

27-12 「領内をことなく治め」をお二人とも
  ことなく → こと□なく  とされたのですが、これは表記辞典128頁の
  1カゲツワ□コトナク□スギタ  とは違うのでしょうか?

いかがでしょうか?
宜しくお願い致します。

辞書については、地元ボラを退会した今もどこか基が欲しくて、どうしても広辞苑(地元ボラではこれに従うと決まっています)にしてしまいます。「れんじゅう」「わかき」など。
辞書によって異なる場合、自分の意見と同じものがどこかの辞書にあれば、語句によって別々の辞書の判断を採用していいのでしょうか?
「思惟(しい)」「不壊(ふえ)」初めて知りました。この連作は暗いですね。

                          <奈緒>

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Re: 飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

奈緒さん

>1カゲツワ□コトナク□スギタ

これは、私の勘違いです。
はい、この場合は、続けますね。
私も、しっかりメモしておきます。

地元の点訳サークルなどでは、基準を決めなくては読みは支離滅裂になってしまうので、広辞苑準拠と決めてしまうのは、しかたがないのだと思います。
ただ、広辞苑を金科玉条にしてしまうことは、とても危ういことだと私は思っています。

辞書というのは、その性質上、世間に広く流布されるようになってから、採用される言葉です。広辞苑でこう読んでいるから、は基準ではあっても、絶対ではありません。
広辞苑と新明解は、かなり違いますしね。

さまざまなジャンルの本をたくさん読んで、言語感覚、語感を磨くことでしか、得られないものはあると思います。

自戒しています。

さあ、今日も出かけます。
こども達が待っているでしょう。

-- みのり --

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Re: 飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

奈緒さんご自身は、普通には「若木」「連中」をどう読んでいらっしゃるのでしょうか?

-- みのり --

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Re: 飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

そうそう、抱くですが、
雪は「いだく」だろうなと、後から思いました。
湖を懐に「いだく」とか、比喩的だから。

口に乗せたとき、「だく」では違和感がありました。

口は、思ってもいないことを言うのです
「それから子ブタはずっとしあわせに暮らしました」で終わるところを、「おおかみは」と言ってしまい、こども達はどっと沸いて、大喜びされてしまいました。
九仞の功を一気に欠くというのはこういうことだと、私はがっくり来てしまいました。
いろいろ、いろいろ、人生は多彩です。

-- みのり --

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Re: 飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

みのりさん、こんにちは

有難うございました。
「ことなく」と「ゆきを□いだいた□みね」は、このままとさせていただきます。

「れんじゅう」「わかき」、はい、そうです、普通だったら「れんちゅう」「わかぎ」と読みます。

地元ボラで一番最初に注意を受けたのが、この「れんじゅう」でした。それと「きがえ」「きかえる」。点訳で自分の知識の無さを痛感するばかりなので、とにかく辞書頼りです。そこで、地元ボラの教え通り「広辞苑の見出し語」を使っています。2種類載っている時は、解説のある語の方をとります。それでも今回の「わかき」のように気づかないことも多いです。「不壊」と言う語は全く知りませんでした。

この辞書頼りですが、例えば「広辞苑」「大辞林」「新明解」のどれかに載っていればいいとか、見出し語ではなく「(〇〇とも)」と言う読みで載っていてもよい、解説の無い方の見出しでもよい、と言うのを自分ルールにしてもよいものでしょうか?

「さまざまなジャンルの本をたくさん読む」と言うより、私の場合は、さまざまな作家の時代小説を読んで、読みに精通するのが目標です。これまでは捕物帳と町人ものがメインでしたので、「陽炎の門」は大変勉強になりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

               <奈緒>

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Re: 飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

奈緒さん
個人点訳の場合、常識の範囲内で、自分ルールでけっこうだと思いますよ。

いろいろな作家のものは、いいですね。
小笠原京なんて、いかがですか?
風俗や行動が面白いです。
私は好きです。

-- みのり --

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Re: 飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

奈緒さん

今頃ですが、目次の件です。
BES変換していて気がついたのですが、

□□はな□ちらせる
1□‥‥
2□‥‥

と変更しました。てびきP136~137を参考にしました。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:hana_dアップします>淮さん、ウミネコさん、みのりさん

奈緒さんとみのりさんの「会話」、興味深く読ませていただきました。

「連中」は「れんちゅう」と読んでました。
地元の点訳グループで「れんじゅう」も間違いではないといわれ、びっくりして辞書を確認したことがありました。
奈緒さんが「きがえ」と「きかえ」に拘っていたわけもわかりました。
地元では辞書に読みがあれば間違いにはしないとの方針なので、私にはちょっと違和感があります。
辞書にあっても、「こうは読まないだろう」という自分の感覚をどうすることもできずに、いまだに悶々とすることがあります。

みのりさんは捕物帳、奈緒さんは捕物帳・町人ものがお好きなようですが、私はもっぱら戦国ものを読んでました。あとは武芸帳みたいなものですかね。人それぞれですね。

「切れ続き」については、私は初心者なのでこれからも教えてください。
よろしくお願いします。
 (ウミネコ)

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