姫:4巻校正から戻ってまいりました。

みあーたさんのユーザアバター

姫:の皆様、こんにちは。4巻をバオバブさんに見ていただきまして、修正ゼロで戻って参りました。こちらに1週間ほど置いておきますので、お時間ありましたら怪しい箇所がないかしらとチラ見してください。
以下は、連結したときに私が手直しした箇所です。

●原本p82 癇の質 かんの□しつ → かんの□たち

●原本p156 おれでなければ → おれで□なければ

●振根の読み方 入根(いりね)との関係で(ふりね)をご提案いただきましたが、最初の自己紹介でのルビが(ふるね)であったことと、(ふるね)という読みを紹介している「コトバンク」を参考に(ふるね)を採用しました。

●神名火山の読み方 最初のうち(かむなびやま)のルビがありましたが、原本p157で(かんなびやま)のルビに変わりました。歴史的仮名遣いと判断して、(かんなびやま)に統一しました。

「豊由宇気」の書き方について、校正者のバオバブさんに以下のようなメッセージを送りました。
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普通に点訳ルールに従うと「とよゆーけ姫」と長音を使うべきなのですが、この姫は別名「とようけ姫」とも言い、「うけ」には「食料」という意味があって、食べ物を司る女神なのです。長音にしてしまうと「うけ」が消えてしまい、本来の神の名前の意味するところが伝わらないのではないかという古事記マニアのメンバーの意見があり、ここは「みずうみ」と同じように「とよゆうけ」としたいと思いました。
ほかに「ゆうけ」「ゆう」という書き方もされているのですが、「ゆう」に
関してだけは「うけ」と関係ない短さになっているので「ゆー」にしました。
点訳書凡例を書こうと思います。
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これに対して、次のようなお返事をいただきました。
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「とよゆうけ」は点字の仮名遣いの規則に照らせば疑問なので、誤字ではなく理由のあることだと説明すべきかと当初は思いました。
しかし頻度が低いこと、大半の読者は墨字のせいだと なんとなく納得するだろうことなどを考えれば、黙っていても良いように感じました。
したがって、点訳書凡例は不要と考えます。
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ということで、点訳書凡例なしで「とよゆうけ」「ゆうけ」にしてあります。

   みあーた

Replied
ハッチーさんのユーザアバター

Re: 姫:4巻校正から戻ってまいりました。

みあーたさん、お世話様でした!

大変余分なお手数をお掛けしてしまいましたが、無事に関所を通過できてホッとしました。
文才がないので、この安堵感をどう表現したら良いのか・・・

言葉にならないくらい、じゃなくて言葉が全然見つからない・・・・・です!

有難うございました。

*ハッチー*

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