悟空様
おはようございます。 fufu02をアップします。 ご確認のほどよろしくお願いいたします。
文中の「私」のヨミですが、サークルの慣例で「わたし」で入力しています。 BASING ROOMでは、どう読むのか決めておられるのでしょうか。 辞書につきましても、三省堂の国語辞典を優先しているのですが、決めごとがあるようでしたらご教示ください。
T・エディタの比較機能には感激です。 ネットでは校正のやり取りをどのようにするのかと思っていたのですが、疑問が解けました。
ふふるさんの、fufu02.bseを拝見しました。
原本との相違が1点有りましたね。 たった1点ですが、本1冊に換算すると100点以上になります。気をつけましょう。
おくふかい おんなの しっとが おくぶかい おんなの しっとが
※ 濁らない場合は「おく□ふかい」と区切ります。濁らずに「奥深い」と書く事はほとんど有りませんね。「洞窟の奥深くに潜入する」というように使います。この場合は「おくぶかく」はダメです。
つきあわされる ことに なった。 つきあわされる ことと なった。
※ 確認作業は必ず本と目視で照合します。3度は行ってください。3度目は1日寝かせてから行うと意外と見つかるものです。
漢字の読みの決まりは有りません。複数の読みが有る場合はその本の中で統一する事は有ります。 読みを決めているグループも多いようですが、漢字の読みは単純にこれと決めれるものでは有りません。
私のグループでは液体を注ぐ場合は「つぐ」と読んでいます。 現在最終確認中のファイルでは原本が仮名で「そそぐ」と書いて有りますので、ちょっと複雑な心境です。 以前に「私」は「わたくし」と決められていると言うグループの方のデータを拝見した事が有るのですがおかしいですね。 小さなこどもが「わたくしの□ほん□みなかった?」なんて言うでしょうか? 秘書が社長に「わたしが□れんらく□して□おきます」も変です。こういう場合は「わたくし」ですね。
点訳で難しいのは原本通りに書くことと、正しい漢字の読みを選択することです。 我々日本人は実は漢字を仮名に置き換えて読んではいません。仮名に置き換えずに意味をくみ取っているからです。 点字をやっているとそれが痛感されます。著者ですら自分の書いた漢字の読みがわかっていない場合も有ります。ひどい時は意味だけで漢字を当てた造語を作るので点訳者泣かせです。
漢字は正しく読まないと意味が違ってくる場合が有りますので注意しましょう。
「止める」は「とめる」「やめる」「とどめる」と読みますが、読み誤ると大変な事になります。 「ポイ捨てを止める」→「ぽいすてを□とめる」「ぽいすてを□やめる」
辞書も少し疑って見る事が必要です。 今はインターネットでいろいろ調べられますので、不自然な読みだなと思ったら検索してみましょう。広辞苑を参照する方も多いのですが、例が古すぎて今では使われない読みが多いですから広辞苑は使わない方がいいですね。
「綺羅星の如く」と言う言葉が有ります。 読み方は「きら□ほしのごとく」です。 綺羅とは薄織りの絹織物の事だそうです。 でも、どうして区切らなくてはならないのでしょう? これは間に読点を入れて、 「綺羅、星のごとく居並ぶ」 とすれば、美しい絹織物が星の如く(星の数ほど多数)居並ぶと言う意味だとわかります。 決して「綺羅星」のように居並んでいるわけでは有りません。
しかし、最近では「綺羅星」を一語の名詞として扱っている場合が多いようです。 その場合は「きらぼし」と読みます。 今最終確認をしているファイルの中に「綺羅星のような友人仲間」と言うのが出てきました。 これを「きら□ほしのよーな□ゆーじん□なかま」と読むと不自然ですね。 この場合は今流布している「きらぼし」と読んで「きらぼしのよーな□ゆーじん□なかま」とするのが自然だと思います。 本来の意味とは違ってきますが、素晴らしい友人たちの事を「綺羅星」のようと表現しているのでしょう。
では、データのアップ・ダウン、比較も完全にできるようになりましたので、これにて基礎講座修了といたします。 多くの部屋でグループで点訳しています。訪れてみて興味を持たれたら声をかけてみてください。
悟空
一部訂正です。
点字表記辞典を見たら「奥深い」は「おくふかい」と読んでいました。 ですから間違いでは有りません。 不満ですが、点字表記辞典には勝てません。 「おくふかい」「おくぶかい」のどちらも載っていますので、「おくぶかい」を推奨します。
お世話になりました。 2回で終了できてホットしています。 漢字の読みについては、サークルでもよく議論になります。 知識と信念の無い私は、人から言われるたびに修正したり、また元に戻したりと、翻弄されっぱなしです。
基本講座を終えたばかりでどうかなとも思ったのですが、淮さんの『目隠し鬼の嘘』に参加を希望してみました。
これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします。
≪ふふる≫
ふふるさん、こんにちは! 基礎講座終了おめでとうございます!
先ほど「目隠し鬼の嘘」に参加表明されていたのも見てきました。淮さんはしっかりしているので、大船にのった気分でグル点を楽しんでくださいね。
慣れてきて余裕があったら、そのほかの部屋も見てみて下さい。使っている部屋と休眠している部屋があってわかりにくいかと思いますので、とりあえず自分がやっている部屋くらいは説明しておきます。 「ライトノベル」・・・現在7巻に入ったところ。まだ原本は完結していないので何巻になるか不明。明るいばかりじゃない青春の話、に興味あればいつでも入れます。 「骨牌使い」・・・2巻のなかば。ファンタジー。3巻で完結してしまいますが、いつでも入れます。
みあーた
みあーた様
メッセージをありがとうございます。 ネットonlyで点訳をマスターされたのですね。 「凄い」の一言です。 私は講習で分かち書きの講義が始まった途端、「来るところを間違えたな」と諦めかけたのを、講師や受講生仲間に両脇を抱えられ引きずられて、やっと終了まで連れて行ってもらいました。独学なら絶対に挫折しています。
興味をそそられるグループを幾つか見つけました。ボチボチとBASING ROOMに馴染んでいけたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
Re: 基礎:fufu02.bseアップします
2016.09.23 (金) 10:27 by 悟空ふふるさんの、fufu02.bseを拝見しました。
原本との相違が1点有りましたね。
たった1点ですが、本1冊に換算すると100点以上になります。気をつけましょう。
おくふかい おんなの しっとが
おくぶかい おんなの しっとが
※ 濁らない場合は「おく□ふかい」と区切ります。濁らずに「奥深い」と書く事はほとんど有りませんね。「洞窟の奥深くに潜入する」というように使います。この場合は「おくぶかく」はダメです。
つきあわされる ことに なった。
つきあわされる ことと なった。
※ 確認作業は必ず本と目視で照合します。3度は行ってください。3度目は1日寝かせてから行うと意外と見つかるものです。
漢字の読みの決まりは有りません。複数の読みが有る場合はその本の中で統一する事は有ります。
読みを決めているグループも多いようですが、漢字の読みは単純にこれと決めれるものでは有りません。
私のグループでは液体を注ぐ場合は「つぐ」と読んでいます。
現在最終確認中のファイルでは原本が仮名で「そそぐ」と書いて有りますので、ちょっと複雑な心境です。
以前に「私」は「わたくし」と決められていると言うグループの方のデータを拝見した事が有るのですがおかしいですね。
小さなこどもが「わたくしの□ほん□みなかった?」なんて言うでしょうか?
秘書が社長に「わたしが□れんらく□して□おきます」も変です。こういう場合は「わたくし」ですね。
点訳で難しいのは原本通りに書くことと、正しい漢字の読みを選択することです。
我々日本人は実は漢字を仮名に置き換えて読んではいません。仮名に置き換えずに意味をくみ取っているからです。
点字をやっているとそれが痛感されます。著者ですら自分の書いた漢字の読みがわかっていない場合も有ります。ひどい時は意味だけで漢字を当てた造語を作るので点訳者泣かせです。
漢字は正しく読まないと意味が違ってくる場合が有りますので注意しましょう。
「止める」は「とめる」「やめる」「とどめる」と読みますが、読み誤ると大変な事になります。
「ポイ捨てを止める」→「ぽいすてを□とめる」「ぽいすてを□やめる」
辞書も少し疑って見る事が必要です。
今はインターネットでいろいろ調べられますので、不自然な読みだなと思ったら検索してみましょう。広辞苑を参照する方も多いのですが、例が古すぎて今では使われない読みが多いですから広辞苑は使わない方がいいですね。
「綺羅星の如く」と言う言葉が有ります。
読み方は「きら□ほしのごとく」です。
綺羅とは薄織りの絹織物の事だそうです。
でも、どうして区切らなくてはならないのでしょう?
これは間に読点を入れて、
「綺羅、星のごとく居並ぶ」
とすれば、美しい絹織物が星の如く(星の数ほど多数)居並ぶと言う意味だとわかります。
決して「綺羅星」のように居並んでいるわけでは有りません。
しかし、最近では「綺羅星」を一語の名詞として扱っている場合が多いようです。
その場合は「きらぼし」と読みます。
今最終確認をしているファイルの中に「綺羅星のような友人仲間」と言うのが出てきました。
これを「きら□ほしのよーな□ゆーじん□なかま」と読むと不自然ですね。
この場合は今流布している「きらぼし」と読んで「きらぼしのよーな□ゆーじん□なかま」とするのが自然だと思います。
本来の意味とは違ってきますが、素晴らしい友人たちの事を「綺羅星」のようと表現しているのでしょう。
では、データのアップ・ダウン、比較も完全にできるようになりましたので、これにて基礎講座修了といたします。
fufu02b.bse多くの部屋でグループで点訳しています。訪れてみて興味を持たれたら声をかけてみてください。
悟空
Re: 基礎:fufu02.bseアップします
2016.09.23 (金) 10:37 by 悟空一部訂正です。
点字表記辞典を見たら「奥深い」は「おくふかい」と読んでいました。
ですから間違いでは有りません。
不満ですが、点字表記辞典には勝てません。
「おくふかい」「おくぶかい」のどちらも載っていますので、「おくぶかい」を推奨します。
悟空
Re: 基礎:fufu02.bseアップします
2016.09.23 (金) 19:46 by ふふる悟空様
お世話になりました。
2回で終了できてホットしています。
漢字の読みについては、サークルでもよく議論になります。
知識と信念の無い私は、人から言われるたびに修正したり、また元に戻したりと、翻弄されっぱなしです。
基本講座を終えたばかりでどうかなとも思ったのですが、淮さんの『目隠し鬼の嘘』に参加を希望してみました。
これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします。
≪ふふる≫
Re: 基礎:fufu02.bseアップします
2016.09.23 (金) 17:49 by みあーたふふるさん、こんにちは! 基礎講座終了おめでとうございます!
先ほど「目隠し鬼の嘘」に参加表明されていたのも見てきました。淮さんはしっかりしているので、大船にのった気分でグル点を楽しんでくださいね。
慣れてきて余裕があったら、そのほかの部屋も見てみて下さい。使っている部屋と休眠している部屋があってわかりにくいかと思いますので、とりあえず自分がやっている部屋くらいは説明しておきます。
「ライトノベル」・・・現在7巻に入ったところ。まだ原本は完結していないので何巻になるか不明。明るいばかりじゃない青春の話、に興味あればいつでも入れます。
「骨牌使い」・・・2巻のなかば。ファンタジー。3巻で完結してしまいますが、いつでも入れます。
みあーた
Re: 基礎:fufu02.bseアップします
2016.09.24 (土) 09:05 by ふふるみあーた様
メッセージをありがとうございます。
ネットonlyで点訳をマスターされたのですね。
「凄い」の一言です。
私は講習で分かち書きの講義が始まった途端、「来るところを間違えたな」と諦めかけたのを、講師や受講生仲間に両脇を抱えられ引きずられて、やっと終了まで連れて行ってもらいました。独学なら絶対に挫折しています。
興味をそそられるグループを幾つか見つけました。ボチボチとBASING ROOMに馴染んでいけたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
≪ふふる≫