飲:「一寸法師」Cファイルをアップします>konecoさん・奈緒さん・淮さん

紫陽 さんのユーザアバター

konecoさん・奈緒さん・淮さん

こんばんは。konecoさんのアップの時から、読んではいたのですが・・本当、難しい。これ以上は、かえって私の頭の中が追い付けず、思い切ってアップします。

aファイルに戻したのは
15-5 しろい■もの→ ただし、辞書に「白いもの」の一語はあります。
29-2 たにんさま→ 日本語大辞典
39-3 いやも→ 大辞林
53-12 うでで→ 「かいな」もあるとは思いましたが。
58-18 どこなり→ 「いずこなり」もありますが。

擬音系では
65-17 どおん■どおん
92-13 ぼおん
93-17 「おおい」と
94-8  くるなよおっ
手引きP17の例のなかに、ごおごお「ゴオゴオ」があったので、「お」の連続でもないし、と思いました。

ここはどうなのかしら?と思いつつ修正したのは
110-12 こめのこ→ こめの■こな⇒56-11で「こめの■こな」なので揃えました

修正はしませんが、
一寸法師が出発したのは「難波の浦」(24-11)で、「鳥羽の津」(25-16)に着いたのが前半。68-2からは「難波の津」(68-2)、104-13では、出発点が「難波の津」になっています。同じところなのかな??

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Re: 飲:「一寸法師」Cファイルをアップします>konecoさん・奈緒さん・淮さん

こんにちは

紫陽さん、有難うございました。
辞書によってかなり違うものですね。
(他人様をたにんさまと読むのは明らかな誤読だと信じていたのですが・・・)
私はどうしても基本的に広辞苑に従ってしまいます。
(連中・れんじゅう、着替える・きかえる は近頃逆らってますが。)

「米の粉」、最初は「こめの□こな」と読んだのですが、広辞苑(苦笑)の見出し語に「こめのこ」があったので、一語としました。そのくせ他所は見落としでした(汗)。

紫陽さんご指摘の
 56-11 こめの□こな
と、もう一箇所あるような・・・。
 54-6 おこめの□こな

konecoさん、合わせてご検討ください。

         奈緒 

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Re: 飲:「一寸法師」Cファイルをアップします>konecoさん・奈緒さん・淮さん

割り込んで、すみません。

>私はどうしても基本的に広辞苑に従ってしまいます。
> (連中・れんじゅう、着替える・きかえる は近頃逆らってますが。)

先日、点訳の講習会に出たのですが、「辞書はどうしても現状よりも遅れる」とのことで、「辞書の読みでは違和感を覚える場合は現状に即した読み方の方を推奨する」とのことでした。
私も、広辞苑などでメインに書かれている読みを採用していましたが、括弧内に「~とも言う」とあったときは、同等の比重でどちらがいいかを判断して選択する方がいいのかなと思うようになりました。
いかがでしょうか・・・
 (ウミネコ)

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Re: 飲:「一寸法師」Cファイルをアップします>konecoさん・奈緒さん・淮さん

紫陽さん、ありがとうございました。
見直しにモタついてまして、まとめコメントですみません。

奈緒さん
39-2 いやも
53-12 うでで
この二つは好みでaのままにしますが、それ以外はすべて納得です。
(長音に関することを除き)

紫陽さん
58-18 どこ
p34下、p45中などに「どこ」が仮名書きで出てくるので、区別してここは「いずこ」と読みたいと思います。

110-12 こめのこ
奈緒さん同様、見出し語として確認したのに、他にもあるのを見落としていました。
「お米の粉」との絡みで「こめのこ」はやめたほうがいいですね。

「しろいもの」が一語だなんて思いもよりませんでした。
自分の無知と不勉強を痛感させられますが、エンドユーザーだって日本語に造詣の深い人ばかりじゃないから、と自分に言い聞かせないと凹みっぱなしになりそうです。

●同音の繰り返しについて
小書き母音は「あいうえお」と読み替え、「う」は長音にする。
という、少し揺れ幅のある原則以外の正解はないような気がします。
どんなにエネルギーと時間を費やしても正解に辿り着けないのであれば、いっそのこと迷うのはやめようかと。

つまり、「おおおお」も「おぉぉぉ」も「おぉおぉ」も「おぉぉお」も、すべて「おおおお」にする。
(原本に書いてある個数だけ繰り返す)
作者がわざわざ書き分けているのに、なんと横暴な! と心痛みますが、点字には小書き母音がないのだから、どこかで割り切るしかありませんよね。

「う」の連続は、最後の一つを長音にします。
アップ時に書いた、原本の「うーん」と「ううん(否定の意味でなく)の区別ですが、もし「うぅん」が出てきたらお手上げになるので、最後の「う」を長音にする法則で、「ううん」も「うーん」とします。

奈緒さん、紫陽さん、「うぅぅぅーん」と(笑)悩んでくださって、ありがとうございました。
次回「三枚のお札」でもこの考え方でいきますので、よろしくお付き合いください。

 ___koneco~(=^--^)

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Re: 飲:「一寸法師」Cファイルをアップします>konecoさん・奈緒さん・淮さん

ウミネコさん、嬉しい割り込み、ありがとうございます。

著者や編集者・校正者がどの辞書に準拠したとも言っていないのに、こちらで勝手に○○準拠と決めていいものだろうかと個人的には思ってまして、広辞苑、大辞林、明鏡、新潮国語を併用しつつ、ネット情報も大いに利用します。

グループ点訳ではもちろんリーダーの指示に従いますが、広辞苑準拠の地元グループも、嬉しいことに「辞書によって違いますよね」という意見が通りやすい雰囲気になってきています。
一つの辞書を金科玉条にしたら対応できない内容を立て続けに点訳したためだと思います。

>辞書の読みでは違和感を覚える場合は現状に即した読み方の方を推奨する
本当にそうですね。
辞書に添って会話したり考えたりする人はいないし、辞書にない言葉や言い回し、漢字に独特の読みを当てるのが作品の味わいになったりもするし、最先端(?)の言文一致体小説に辞書なんか何の役にも立ちませんものね。

 ___koneco~(=^--^)

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