「猿の戴冠式」をアップしますので、どなたか確認をお願いします。
【タイトル】猿の戴冠式
【著 者】小砂川 チト
【掲 載 誌】群像12月号
【発 行】2023年12月1日(11月7日発売)
【ファイル】saruno01~02 250頁
【内 容】
第170回芥川賞候補作。
ある事件以降、引きこもっていたしふみはテレビ画面のなかに「おねえちゃん」を見つけ動植物園へ行くことになる。言葉を機械学習させられた過去のある類人猿ボノボ”シネノ”と邂逅し、魂をシンクロさせ交歓していく。
ねえ、なにもかもがいやなかんじなんでしょう。ちがう?
幻想と現実が互いに侵蝕していく圧倒的筆致。
<迷った箇所>
・記号
【】、/、中点(の省略)
・ルビの処理事例
単独で「わるい子」が何度か出てくるので、「バッドボーイ」をカッコで囲んだ。
・見出し、空行
通常の空行のほかに、〇・◎があったが意味不明。
因みに数字見出しは
0:P91~ (内容)しふみ 競歩
1:P65~ (内容)シネノ 訓練
2:P108~ (内容)しふみ・シネノ 逃走
・以下×は我慢できなくて誤植扱いにした。
<1巻>
〇P78下L11「例外とやった」→突然関西弁みたいな?
×P88下L-6「どよめきが上り」→「あがり」と読んだ
〇P91上L14「ドツと」 →「ドッと」じゃないですよね?
〇P92下L-3「片腹痛い」 →こういう場合も続けるのか?
<2巻>
×P100下L-7「あるのだろう?」→「いるの~~」の誤植扱いにした
〇P110下L7「見交わす」 →使い方が腑に落ちない。
他にも書式&読みともに、悩みました。
原本を4回位読んだと思いますが、原文チェック時は内容がさっぱり頭に入ってこないので、3回読んでもまだ意味不明です。
ですが、意味不明だからこそ何回読んでも飽きが来ないとも言えます。
で、いつもの言い訳ですが、途中で日を空けたので、記憶が飛んだり「これって修正済みだったような?」が多々ありました。
この作品、敬遠する人も多いでしょうが、とんでもない発想がとても興味深いです。是非ご一読を。(淮)
追伸
第167回「家庭用安心坑夫」のアップ時コメントを読み返していたら、
・波線(なみせん):カーテンには、本来の柄とは別にみょうな波線の模様
今回は「(監視カメラ)のノイズのような波線」だったせいか「はせん」と読んでました。
・<迷った箇所>
>0)見出し「〇」「◎」、さんざん考えたのですがダメでした。
↑同じこと書いてました。
Re: 龍:「猿の戴冠式」アップ
2024.01.16 (火) 18:17 by 淮自己確認ではありますが。
入力:Tエディタの自動点訳を利用
確認:お点ちゃん(確認者がいない時用に、不使用だった)
<第1巻>
24- 9 りかいしあえて 24- 8 りかい∥しあえて
69- 5 ちんは゛んし゛ーの 69- 5 ちんは゜んし゛ーの
76-18 しかくの 76-18 4かくの
※「四角の中を」
91-14 てあてたり 91-14 てあたり
106-11 すまーと□ふぉんを 106-11 すまーとふぉんを
※他所は続いていた
<第2巻>
21-10 ふきゃか゛くせいか゛ 21-10 ふかぎゃくせいか゛
76-17 ききい・ 76-17 ききい
※「キキイ・ガワヤヤの声」、「キャア・ガヤガヤの声」だったら中点なしかなと。
114-14 いるよーに□さえ、 114-14 いるよーにさえ、
さて、校正者欄「お点ちゃん」としたかったのですが、自己校正なので泣く泣く空欄にしました。
saruno_b.zip一応、BASEファイルだけ添付します。
もしも、受賞することになったらどうしよう。(淮)
┗━淮(わいY)━┓
Re: 龍:「猿の戴冠式」アップ
2024.01.21 (日) 23:06 by 淮「猿の戴冠式」、BESデータを添付します。(淮)
sarunoBES.zip┗━淮(わいY)━┓