名古屋市長が2022年までに名古屋城天守閣を木造復元すると発表しました。
現在の天守閣は外見は戦前のものですが、中は鉄筋コンクリート7階建ての博物館です。
最初に見た時は、イメージとの違いにビックリしたものです。
しかし、実現までには問題が山積。果たして木造天守閣は建つのでしょうか?
いろいろ天守閣の事を調べているうちに「昭和実測図閲覧サービス」というサイトに詳細な図面が有る事がわかりました。
これだけ詳細な図面が有れば模型を作る事ができます。
早速資料集めです。
天守閣内に展示されていた軸組模型の写真。
もう少し細部にこだわってみたいと思います。
図面。
昭和実測図閲覧サービスからダウンロード。
12397×8264ピクセルの大きなデータですので、拡大して詳細なデータが得られます。
名古屋城総合事務所所蔵
右下部分を拡大するとこのようになります。
柱の太さは一尺三寸六分、41センチ角だという事がわかります。
竹中工務店案技術提案書(pdf)
図面など参考になります。
名古屋城 天守閣木造復元イメージCG(YouTube)
内部の詳細がよくわかります。
昭和実測図から模型の設計図を作ります。
まず床面を5層分作ります。柱などは後で作る事にします。
柱などは5ミリ角のヒノキ棒を使う事にしました。
本当は1センチ角ぐらいを使いたい所ですが、大きくなりすぎます。
柱は上階へ行くほど細くなっていますが、対応できませんので、全て5ミリ角で行きます。
5ミリ角の柱から計算すると82分の1モデルになります。
Re: 名古屋城木造天守閣模型を作る(1)
2018.06.11 (月) 17:34 by みのり以前のような紙の模型かと思ったら、本格的!
木材も自分で切るのですね。
ほんの少しの狂いも許されない精密な作業で、緊張しそう。
続きを楽しみにしています。
-- みのり --
Re: 名古屋城木造天守閣模型を作る(1)
2018.06.11 (月) 14:17 by 悟空みのりさん、こんにちは。
本当にそうです。
寸分の違いも無く切らないとうまく組み立てられません。
少し大きめにカットしておいて、少しずつ少しずつサイズを調整して行く事になると思います。
根気が続くかどうかですね。
悟空