龍:「~べした」>恵子さん、ふふるさん、萌さん

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恵子さん、ふふるさん、萌さん、こんにちは。
恵子さんとふふるさんは、芥川ショーつながりで。
萌さんは、詳しいかなと思い、突然ですが呼びかけさせて貰いました。もしご存じでしたら教えて下さい。

『おらおらひとりいぐも』より原文事例(著者は遠野市出身)
・ほだ。それに女房は機を織ってるべしたら。
・つい考えは飛び飛びになるべしたら。
・もは分かってるべしたら
他所で見つけた事例
・どうでもいい話だどもす・・・漁船の「大漁旗」は、魚が一匹しか獲れねくても揚げられるんだど。一匹でば「大漁」でねぇべしたら・・・

ゆまに書房『北海道・東北の方言ーー調べてみよう暮らしのことば』2004年3月15日という本に以下の解説がありました。

福島県
「~べした」「~ばい」「~っぺよ」
相手に確認を求める言い方で、東京などで使用される「~じゃん」に似ています。「~べした」は中通り(県の中央部)、浜通り(太平洋側)、会津(県の西側)の北のほうでよく使われます。中通り中部の郡山市付近では「~ばい」、浜通り南部のいわき市付近では「~っぺよ」となります。「おまえ、昨日そういったじゃないか」は各地で以下のようになります。
「おめ昨日そう言(ゆ)ったべした」[福島市、相馬市、会津若松市付近]
「おめ昨日そう言(ゆ)ったばい」[郡山市付近コ
「おめ昨日そう言(ゆ)ったっぺよ」[いわき市付近]

「じゃん」に置き換えられそうな気がしたのでした。(淮)

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Re: 龍:「~べした」>恵子さん、ふふるさん、萌さん

淮さん、こんにちは。

突然の振りでびっくりしています。

さて、山形(村山地方)では「そうだべした」「んだべした」「ちがうべした」「んねべした」と言うような言い回しで、「そうだよ」「そうでないよ」という意味で使われているようです。
「ほだなこと、ねべした」(そんなことないよ)等々です。

いまさらのお話でした。

ー萌ー

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Re: 龍:「~べした」>恵子さん、ふふるさん、萌さん

萌さん、こんにちは。
すみません、こういうやり方は禁じ手と思いつつ、ついつい甘えてしまいました。
使い方のニュアンス、違ったみたいですね。
「東北方言区画地図」というのが上掲書にあって、岩手と山形は分かれていたので、やはり「べした」→「べしたら」を同じに考えるのは無理があったかもしれません。

恵子さんとふふるさんが、さんざん調べた後でしょうから、私が今頃のこのこ出てきてもしかたなかったですね。

「べした」で自分の中で完結し、ほかに何も借りてきませんでした。
今更ですが、どうもお邪魔しました。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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