忍:『月夜に見参!』完成

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忍:の皆さま、こんにちは。

『月夜に見参!』が完成しました。こちらに完成ファイルを添付します。

結果的には、ノーミスでした。
結果的にはというのは、以下の指摘があったからです。

|1巻
|p57 l8 p60 l9 ゴミウチ → オミウチ[「御」と漢字なら「お」と読むでしょう。107ページでは「オミウチ」]
|p68 l15 空にアガッタ満月 → ノボッタ [どちらでも良いからこのままでも良いですが、ただ72ページでは「ノボッタ」です、日や月は「ノボルが適切かな?]
|p95 l6 タイカ → タイケ
|2巻は無しです。

あとは、「見参」「家老」の読みの確認でした。
以下、調査結果です。
<原文通り>
(雷蔵)近江屋さんのご身内がこうやってたずねて
(雷蔵)いくら近江屋さんのご身内でも
(桜花)このお嬢さんは近江屋さんのお身内かい?
東の空にあがった十五夜に近い月の光
東の空にあがったばかりの満月
東の空の満月がかなり高いところにのぼったあたり
※シリーズ2・3では「のぼる」はなくて、「あがる」になっていました。
すべてかどうかは、拾い洩れがあるかもしれませんが。
<ルビ通り>
・見参(げんざん)、ルビあり
国会図書館の書誌情報は「げんざん」です。また広辞苑・大辞林は「けんざん」で引くと「げんざん」を参照せよとなっています。まあ広辞苑は語感が古いようですが。
・大家(たいか)、ルビあり
→語感は、バオバブさんと同じなのですが、小学生用国語辞典には「たいか」の見出ししかないのと、広辞苑ほか「たいか」「たいけ」と両方の見出しがあるので、明らかなまちがいにはできないと思い、原本通りにしたいと思います。
・江戸家老(かろう)、ルビあり

最後に「できやせん」「かぎりやせん」等の扱いについては、以下をご覧下さい。
忍:『火の降る夜に桜舞う』第2回見直し
http://basingroom.com/node/11369

時代物を自分でまとめるのは初めてだったので、どうなるかと思いました。
皆さんのおかげで、何とかシリーズ1を乗り切ることができました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。

それにしても斉藤洋氏の健脚ならず健著?には全く頭が下がります。
どこまでも縋っていかねば!(淮)

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