卓上丸鋸以外の道具です。
一番使用頻度の高いのは、ようじです。
卓上丸鋸でヒノキ棒を小さくカットします。
50本のヒノキ棒をセロテープでしっかり巻いてカットします。
これをやらないと小さなチップが飛散して悲惨な結果となります。
試し切り用の棒をカットしてサイズを計り、カット位置を微調整してまたカット。
カット&トライを何度か繰り返します。
とりあえず床部分を5層分カットし、ジグソーパズルの空き箱に入れました。
5ミリ角の棒をT字型に接着する場合、木口の面積が小さすぎて少し力がかかると簡単にはずれてしまいます。
実際の建物を建てるようにホゾ組は必須です。
ホゾ組をするためにホゾ穴を開けなければいけないのですが、5ミリ角の棒に穴を開けるのは無理です。
そこで、2ミリ厚の板の間に1ミリ厚の板をサンドイッチする事でホゾ穴を作る事にします。
板のサンドイッチされていない部分がホゾ穴になります。
穴になる部分に5ミリ幅、1ミリ厚の板を立て、ようじの先にボンドを付けて、立てた板の間に板を挟み込んでいきます。
ほぞ穴の長さは柱の太さと同じ5ミリ、挟まれた板は柱と柱の間の部分で、長さは21ミリ。
柱と柱の間の長さは1階から5階まで共通で全て21ミリです。
細かい作業の連続で、これはもうペーパークラフトの世界。
立てた板を引き抜くとホゾ穴の完成。
柱は、1ミリ厚の板を2ミリ厚の板で挟んで作ります。
1ミリ厚の板の飛び出した部分がホゾになります。
Re: 名古屋城木造天守閣模型を作る(3)
2018.06.14 (木) 00:40 by みのり気が遠くなりそうな作業工程です!
-- みのり --