戴:1巻・第1回まとコメ

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お待たせしました。皆さんがほぼほぼ難解なルビつき漢字をするりと読んでいて驚嘆しました。とても集中力が必要だったのではと思います。

一番の課題「里をどう読むか問題」について。
*何度もルビで「まち」と読ませている。「街」も出てくるが、ストーリー上どうしても区別が必要なほどではないと思われる。
*我々の想像する「まち」のサイズと十二国記での「里」のサイズ感が違いすぎて戸惑うが、「さと」と読んだままではルビつきの里との整合性がとれなくなるので仕方ない。
*「里」がつく造語がたくさんある(里祠、里木、里家等)ので、初出の「里」に(り・さと)と入れておくことにする。

【tai101】
3-10 とーきょく□まもない
3-10 とーきょく□まも□ない

19- 6 「よそものわ□はいれない□ことに
19- 6 「よそものわ□いれない□ことに
*積極的に閉め出すニュアンスで

分担はp20-L02まででしたので、もったいないけど余分をカットしました。

【tai102】
14-14 「ふたり、□つれた゛。
14-14 「ふたり、□つ゛れた゛。
*ここは息をきらせて喘ぎながら囁く、というシーンなので、読点がありますがこうではないかと。

【tai105】
17-18 し゛っすーに□して□と゛れた゛けの
17-18 し゛っすーにして□と゛れた゛けの
*「する(do)」というよりは「実数で」といった意味なので。

【tai106】
9- 4 はなれ(そくいん)て゛
9- 3 はなれて゛
*中華な雰囲気を出すためにかなり漢字が使われていますが、特に必要でなければルビだけで。

11- 5 へや(しょーほ゛ー)の
11- 4 へやの

【tai107】
8- 9 まちの□りさいて゛
8- 9 まちの□りさい((りふの□ちょー))て゛
*なるべく点訳者挿入符は使いたくないけど、近いところに李斎と里宰が出るので、一度は書いておかないと混乱するかと。

18-18 いのちわ
19- 2 せいめいわ
*「生命」はルビないのでこっちにしときます。

【tai108】
10-17 にせいしから、
10-17 2せいしから、
*一声と二声があるのと、これまでやってきたシリーズで数字をつかってきたので数字にします。

19- 3 あして゛□まといわに
19- 3 あして゛□まといに
*ちょっと指すべり

【tai109】
8- 9 ふくみ□わらう
8- 9 ふくみわらう
*「ふくみわらい」とは違って複合動詞ではないかと思いました。

何度も出てくる戯れ歌の書き方について。
アタマについている棒線の存在が非常に邪魔です。ほかの地の文にも同じ棒線が出てくるので困ります。が、省略することもできないので、この歌全体を4マス下がりの塊にしたいです。2行に渡ってしまうときに2行目を3マス目から書くと、歌ではない地の文と区別がつかなくなるので、2行目に渡るときにはさらに2マス下げることにします。
原本p97中ほどから、
□□□□――□おれの□ため□からすの□やつに□いって□くれ
□□□□がっつく□まえに□ひとしきり□もてなす□つもりで
□□□□□□なけよって
□□□□のざらしの□まま、□ほら、□はかも□ない
□□□□くさった□にくさ□いったい□ぜんたい□どー□やって
□□□□□□おまえの□くちから□にげるのさ?
□□ふるい□ふるい□ざれうただと□いう。(←この行から元に戻る)
こんな感じでいかがでしょうか。そういえば少し前にみのりさんがバオバブさんから字下げについてのアドバイスをもらっていたと思うので、もし何かあればご意見ください。

【tai110】
18- 7 きょしか゛□かたてを□あけ゛て□こたえ、□そー□して
18- 7 きょしか゛□かたてを□あけ゛て□こたえ、□そーして
*ここはandとかthenとかいう感じかと。

10-14 と゛ーふ゛くに
10-14 と゛ーふくに
*「道服」の読み方は「どうふく」「どうぶく」どちらもありなのですが、前に出てきたときに自分も「どうふく」と読んで違和感なかったのでそろえさせていただきました。

【tai111】
5- 9 8こか゛□よりあつまって
5- 9 8かか゛□よりあつまって
*「八家」「一家」「二家」という言い方はしないので困りますが、「戸」ではなく「家」と書かれているので「家」の音読み「カ・ケ」から、「ケ」は「犬神家」的な人をメインにする読みかと考え「カ」をチョイスしてみました。数ページ先には「六戸」という書き方があるので、「家」と「戸」に何かしらの区別があるのかしら。

17- 3 みんきょた゛った。
17- 3 みんかた゛った。
*前ページにルビあり。

   みあーた

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