墨字にアルファベットが出てくる時の扱いは、2種類あります。単なるアルファベットとして扱い、外字符を付す方法と、外国語として扱い、外国語引用符で囲む方法です。
1・ アルファベットの入力方法
アルファベットを入力する場合は、F10を押して、英数入力モードに切り替えます。下の画像をご覧ください。T・エディタの編集画面の一番下の部分です。バーの左から2番目が、F10を押す都度「ローマ字」「英数」に変わります。T・エディタを起動した時は「ローマ字」になっていますが、F10を押すと「英数」に変わります。
ローマ字入力では無く、かな入力の場合は、最初は「ローマ字」では無く「かな」と表示されているのですが、F10を押すと、「ローマ字」になり、もう一度F10を押すと「英数」になります。もう一度F10を押すと、「かな」には戻らず「ローマ字」になります。ローマ字入力の人はF10を押す事ですばやくローマ字モードと英数モードを切り替えられますが、かな入力の人は英数モードからかなモードに戻す為には、「入力(T)」を使わなくてはならず、ちょっと不便ですね。
大文字と小文字の切り替えは、通常のワープロ操作と同じです。CAPSキーがロックされていれば、大文字になりますし、Shiftキーを押しながらの入力で、大文字と小文字が切り替えられます。大文字符はT・エディタが自動的に判断して付加してくれます。
以下のように表示されましたか?
なお、「good」は英単語ですので、本当は外字符を付けたアルファベットでは無く、外国語引用符で囲みます。下の方の「2・ 英文の入力方法」で説明します。
では、例題です。
上の例題の場合、「わ」の前にスペースを入れます。これは、外字符の効果を断ち切る為に入れます。NATOと入力し、スペースを入力した後、F10押して、英数モードから抜け、「わ」を入力します。
アルファベットと日本語が組合わさって一語になっていない限り、日本語の前で1マスの空白を入れる規則になっています。
以下のように表示されていますか?
アルファベットの後にスペースを空けずに日本語を入力すれば、T・エディタは自動的に継符を挿入します。試しに入力して見ましょう。素直に「Tしゃつ」「Uたーん」「3ねん Aぐみ」と入力すればOKです。以下のようになります。
2・ 英文の入力方法
英文に付いては、2級点字の規則で入力するのが普通ですが、今回は日本語の文章の中に英文が含まれる場合だけを扱います。なお、「英文」と書きましたが、ドイツ語やフランス語など、英文以外の外国語も、日本語文章の中に含まれている場合は、英文の表記で書いていただき、アクセント符を付けるだけで結構です。
英文の場合は、外字符では無く、外国語引用符で囲みます。外国語引用符は、キーボードの { と } で入力します。SHIFTキーを押しながら、カギのキーを押します。F10を押して英数入力モードにするのは同じです。外国語引用符の開きのカギは、2、3、6の点、閉じは、3、5、6の点です。では、入力して見ましょう。
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