「ファイル比較」の「比較」タブでは、対象ファイル名を入力すると、灰色部分だった所が入力可能になります。
表示形式を「相違箇所単位」にしてみましょう。
相違箇所単位にすると、行単位の時には表示されていなかった新旧項目の位置を選択できるようになります。「左右」にしてみましょう。以下のように表示されました。
行単位ととは少し違う結果になってしまいました。旧では「かえりに□たからくじを□かって□きました」で、新では「たからくじを□かって□かえりました」ですから、「かえりました。」と「かえりに」だけの表示では足りないですね。比較は行単位で行った方が間違いが無いようです。
「原本欄を表示」にマークをつけてみましょう。原本欄が表示されますが、ここには後で手入力で頁行を入力します。
「行替えチェックをする」にマークをつけると比較するとき、行替えがあったときも相違とみなして表示します。
次に「保存」タブをクリックしてみましょう。
保存ファイルの種類は「TEditor形式(*.thz)」「テキスト形式(*.txt)」「表形式」(*.csv)」の3種類の中から選べます。普通は「テキスト形式」を選択します。
「TEditor形式」のファイルはT・エディタで読み込むと、比較結果画面が全く同じ形で表示されます。「読み込み(R)」で拡張子「.thz」のファイルを読み込みます。
「表形式」のファイルは表計算ソフトで読込み、編集・印刷などができます。
「テキスト形式」のファイルはワープロやテキストエディタで読込み、編集・印刷などができます。
さて、テキスト形式で保存された比較結果ファイルを使う場合、注意しなくてはならない事が有ります。テキスト形式で出力されたファイルをご覧ください。
濁点や半濁点が点字で表示されています。これは、T・エディタをインストールした時に点字フォントも同時にインストールされているので表示されるのです。ところが、BASING ROOMのフォーラムなどにトピックとして書き込むと、この点字部分は表示されないか、他の文字に化けます。以下、いろいろな機種やOSで試してみました。
FireFox
これでは困りますね。点字では空白は重要な意味を持ちますから、点字部分が□で表示されると大変困ります。ですから、メッセージとして書き込む時やメールで送信する時などは、点字部分を削除する必要が有ります。
1つずつ削除していけば良いのですが、大量に有る時はエディター(ワープロ)の一括置換が便利です。点字部分をマウスで反転させてコピーし、検索文字列欄に貼り付けます。この時点で点字の表示では無くなっています。置換文字列はカーソルを先頭に置くだけで何も記入しません。この方法で濁点を一気に削除、半濁点を一気に削除・・・と言う具合にします。
《参考》
VBAやマクロを使って一括置換する方法も有ります。難しくなりますから、ここでの説明はしません。以下のようなサイトがいろいろ有りますから興味の有る方は調べてみてください。
http://office.microsoft.com/ja-jp/word-help/H...
最後は「印刷」タブです。
「印刷設定」「字体設定」「上余白」「下余白」などは、一般のワープロと同様に設定します。
「旧ファイル:ato.bse」「新ファイル:mae.bse」と印刷されますが、パスも含めたい場合は「パス名を含む」を選択します。全頁、奇数頁、偶数頁の選択もできます。
「印刷」ボタンを押すと印刷を開始します。
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