


漢字の読み→判断基準(どちらでもいいのかどうか)
1)てびきP15
>7~8万語所収の基本的な国語辞典を判断のよりどころにすることが望ましい
2)点訳フォーラム|ブログ
視覚障害者と辞典(2023年5月1日)
3)点訳フォーラム→書き言葉
>点訳は口語(話し言葉)ではなく、文語(書き言葉)ですので
今まで「収録語数の多い辞典」を優先してきましたが、もう少し語数の少ない複数の辞書を確認すべきなんですね。
「NHK日本語発音アクセント新辞典」で優先されてると安心できますが、これは「書き言葉」という観点からは、一歩おくべきか。
私はどちらでもいいと思うことが多く、それが点訳を始めたときからの反発みたいなところありました。でも調べろと言われれば調べます!
で、結局、自分の能力不足を思い知る羽目に陥ります。(淮)
Re: 漢字の読み→判断基準(どちらでもいいのかどうか)
2025.01.28 (火) 19:15 by 悟空>点訳は口語(話し言葉)ではなく、文語(書き言葉)ですので
意味がわかりません。日本語を点訳するのですから、口語、文語は関係無いと思いますが。
漢字は表意文字ですので、読みはどうでも良い場合も多いです。点訳では「これってどう読むんだろう?」と悩むことが多いですね。でも意味はわかります。普通はそれで通っていますが、アナウンサーとか朗読ボランティア、点訳者ではそうもいきません。
時々「広辞苑に書かれている」とか「大辞林に書かれている」とかの発言を見ますが、文例が古く、なじみの無い読みもたくさん有りますので役に立ちません。小学生とか中学生の使う国語辞典で、品詞の書かれているものが最適です。
「赤子」はどう読むか? 普通は「あかご」です。しかし「せきし」と読む場合も有ります。意味は全然違います。「辞書に有るからこの読みで良い」ということにはなりません。
へたにたくさんの読みが書いてあると有害です。
翻訳物には「側柱」という言葉が出てきますが、辞書では「がわばしら」しか有りません。これは建築用語で部屋の外側に有る柱のことですので、室内のドアの脇には使えない読みです。
漢字は表意文字なので読みはどうでもよいかというとそうでは無く、読みが決まっているものが大部分です。その場合は正しい読みで読まなくてはならないので、辞書がより所となりますが、辞書の読み以外の読みも流布している場合が多いので、その場合は自分の経験で判断することになります。
「研究所」は「けんきゅうしょ」か「けんきゅうじょ」か? 固有名詞で決まっている場合も有りますが、わからない場合も有ります。「PHP研究所」はどっちだろう?と調べてみましたがわかりませんでした。
「発電所」は、大規模なものは「はつでんしょ」しか有りませんが、「うちの庭には発電所が有る。ガソリンで発電するんだけど」というような場合は「はつでんじょ」でしょうね。
「停留所」は、私は「ていりゅうじょ」しか無いと思っていましたが、「こちらでは、ていりゅうしょと言いますよ」と聞いてびっくりしたことも有ります。
「谷底」「依存」など、濁っても濁らなくてもOKの場合も多いですが、「水面」は「みなも」と読んでいいかと言うと、「水面(みなも)に死体が浮かんでいた」とは言わないですね。「古池や蛙飛びこむ水の音」は、決まった読みが有りますので、「ふるいけや かえる とびこむ みずの ね」と読んではいけない等、場面に応じた読みが求められる場合も有ります。
表意文字を実際に発音する場合困るのが血縁関係の言葉ですね。
表意文字なので、同じ読みの伯父と叔父は、どういう関係なのか漢字を見ればわかりますので便利です。しかし、真面目に読みを考えると大変なことになりますので、「母子」も「父子」も「おやこ」、「兄姉弟」も「きょうだい」「お義父さん」も「おとうさん」などと読めばいいのですが、点訳者は漢字を真面目に仮名に変換しようとしますのでおかしなことになります。「従兄弟姉妹」を「じゅうけいていしまい」と言う人はいませんよね。
私は、漢字には適切な読みが有ると考えていますので、「埋める」は「うずめる」「うめる」を使い分けています。でも、今ではNHKのアナウンサーでも「うめる」としか読みませんね。「洞窟は宝で埋まって(うずまって)いた」「洞窟の奥に宝を埋めた(うめた)」の違いはもう理解されないのでしょうか?
悟空
Re: 漢字の読み→判断基準(どちらでもいいのかどうか)
2025.01.28 (火) 22:56 by 淮悟空さん、こんにちは。
ご意見ありがとうございます。
>>点訳は口語(話し言葉)ではなく、文語(書き言葉)ですので
>意味がわかりません。日本語を点訳するのですから、口語、文語は関係無いと思いますが。
先の引用は一部分ですので、元の文章を読んでいただけると幸いです。
てびきを読んでも、点訳フォーラムを読んでもわからないことはたくさんあります。それでも自分のできる範囲で決めざるを得ません。
この引用箇所の最後に
>ただ、各辞典で語義の載っている読みが分かれている場合などは、校正では点訳者の読みを尊重することになります。
で、ホッとします。(淮)
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