皆さま、こんにちは。
『何故エリーズは語らなかったのか?』、第3回見直しです。
皆さまのBファイルを連結して「elis03B.bse」とし、それを見直したCファイルを添付します。
何か疑問点などありましたら、ご指摘ください。
<変更一覧>
34-15 つき゛、 → そそき゛、
※P131L9「コーヒーをカップに注ぎ」、過去データに統一。
82- 5 すーひゃくきろの → すーひゃっきろの
※P157L1「数百キロ」、てびきP35「何百回[ナンビャッカイ]」、点訳フォーラム「数百個 スーヒャッコ」参考。
--------------------
▼みのりさん、サムケンさん
>126p9l石造 おくりがながないので、せきぞー とも思いましたが
> いしづくり と読みました。
>石造
>悩みますよね、リーダーにお任せに
上記、過去データを検索すると、2箇所「いしづくり」でした。
しくじった!と思ったのですが、念のため過去ログを漁ると、
>クラ:『リアルの私はどこにいる?』第1回見直し
>57-10 いしつ゛くりふーの → せきそ゛ーふーの
> ※P40L1「石造風の」、既出では大きな建物が多かったので「せきぞう」と読みました。例外が「積石造」「石造の階段」で、この時だけ「いしづくり」と読みました。
我ながら、この点だけは信用できると(笑)、思ったのでした。
▼サムケンさん
>4-16 リーダが、 これは前行に入ります。
> ファイルの比較には出ませんでした。
P127L1(27-3)「警察のリーダが」。
報告ありがとうございます。行末の事例ですね。
--------------------
▼konecoさん
>野菜を焼いてめんつゆに漬け込むのがマイブーム。
これいいですね! 特にキュウリとシソを持て余しているのでさっそく試します。つけ汁に酢を入れるパターンもありますね。
>スポーツはやるのも見るのも苦手なので、オリンピックを一度も見ないまま終了しました。
斎藤幸平さんは、積極的に(?!)見ないそうで。
▼メグさん、Mandyさん、へできちさん
>(メグさんの発言場所忘れました。記憶にあり)
>フォントが変わったのですね。
>確かに表題のフォントが変わっていますね。
>文章はそのままなので、違和感大です(笑)。
えっ?私のEdgeでは、文章のフォントも変わってます。
Chromeを起動した後、Edgeを起動すると、何と!フォントの種類がChromeに引きずられたみたいに変わったはずのフォントがキャンセルされてる! 根性なしEdge!
変更になったフォントの方が好きでした。すっかりまぼろしのフォントに慣れたとこだったのに。(淮)
今は幻だったはずのフォントに戻ったような……。
Re: エリ:『何故エリーズは~~』第3回見直し
2024.09.02 (月) 16:00 by すえつむはな淮さん
こんにちは。
注ぐの読み方について、確認をさせてください。
今回、つぐ → そそぐ というのがありました。
過去の見直しをもとに私辞書を作っているのですが、森シリーズに飲み物の場合は「つぐ」と書き込んでありました。
いつの見直しであったかを確認しようとしたのですが、申し訳ありません途中で挫折してしまいました。
リアルの第1回見直しには、「コーヒーをそそぐ」とありますね。
「つぎたす」のような場合を除いてはほぼ「そそぐ」と考えていいでしょうか。
わりとしばしば出てくる語ですので、考え方の基準のようなものがあれば、この際把握しておきたく、お尋ねいたします。
よろしくお願いいたします。
すえつむはな
Re: エリ:『何故エリーズは~~』第3回見直し
2024.09.02 (月) 16:50 by すえつむはな淮さん
最近、どこかで見たぞと気になってしつこく調べてみましたら、
九段の 393P 左6L (9dan06c 53P)の「いれたてのお茶を注いだ」は、「ついだ」になっていました。
私が確認をしたところですが、たぶん入力も「ついだ」となっていたと思います。
辞書を見ると、「つぐ」も「そそぐ」もほぼ同じ語釈がありますので、あとは感覚の問題でしょうか。
すえつむはな
Re: エリ:『何故エリーズは~~』第3回見直し
2024.09.03 (火) 00:12 by 淮すえつむはなさん、こんにちは。
『てにをは辞典』の「そそぐ」「つぐ」の見出しには、以下の用例が共通してます。
お茶を/コーヒーを/酒を
作家によって、場面によって使い方が違うということですよね。で、その原本によって統一することにしています。
以下、Wシリーズ&WWシリーズの「注ぐ」のルビ付きを拾ったものです。
----エリーズ-----------------
・そこに上から液体が注(●そそ)がれている。
・自分のバッグから水筒を取り出して、カップにその中身を注(●そそ)ぎ入れた。
・カウンタの下からボトルを取り出し、グラスに注(●そそ)いだ。
・まだ紅茶は注(●そそ)がれていない。
・グラスにワインを●●注(つ)ぎ足(た)した。
・アルコールを●●注(つ)ぎ足(た)したようだった。
・資金と労力を●●注(つ)ぎ込(こ)んで作り上げた感じがしました。
--------------------------
以上から、この著者(編集者?)の傾向として「そそぐ」の方向が強いなと思いました。
----九段下------------------
1)ワシントンが●注(つ)ぎ込めると考えている~~人員が
つ 2)都はお茶を●注ぎながら言った。
つ 3)相手のグラスにも●注いだ。
4)日差しが~~喪服姿の男女に降り●注(そそ)いでいた。
つ 5)淹れたてのお茶を●注いだ (P393左6L)
6)降り●注(そそ)ぐシャワーを浴びる。
7)シャンパンが半分まで●注(そそ)がれたフルートグラス
8)ウエイトレスがコーヒーのおかわりを●注(つ)ぐあいだ
--------------------------
『九段下~~』の場合は、8)のルビから5)の読みを「つ」にしたんだと思います。
>あとは感覚の問題でしょうか。
この統一の仕方が感覚と言われればそれまでです。(淮)
┗━淮(わいY)━┓
Re: エリ:『何故エリーズは~~』第3回見直し
2024.09.03 (火) 15:32 by すえつむはな淮さん
詳細な例をあげてのご説明ありがとうございました。
あとは、迷ったときにはこれらの例と照らし合わせて考えていくしかないと思っております。
いつものことながら、日本語の曖昧さ・幅の広さ、それゆえの難しさと味わいの深さにため息をつきたくなります。
すえつむはな