ア:アウトランダー統一事項

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・ヘッダーは、「ア:」です。「:」は全角です。

・1頁18行で作成してください。
・頁数付与は不要です。

・てびき第4版に準拠し、点訳ナビ、点訳フォーラム、表記辞典第7版を参考にします。

・大見出し(第○部)は7マスから、小見出しは5マスから。
・各見出しでページ替えをします。

・括弧付きのルビの記載は、2度目以降も初出時と同様に記載して下さい。2度目以降ルビを書くか語句を書くかは私の方で判断します。ルビには小文字がありませんので注意して下さい。
・強調の傍点は指示符を使って下さい。
・読みは文意に添ったわかりやすい読み方で。

開く 「あく」「ひらく」のどちらでもよい場合は「あく」。「ひらく」と読むべき時は「ひらく」に。文意に添って臨機応変に。
明日 原則は「あす」。会話文などで「あした」がよいときは使用可。
「依存・共存・現存・残存・併存」の「存」は「ぞん」と読む(NHKに準拠)
行く 単独では「いく」 複合語の時は原則「ゆく」。(行先・行き着くなど)
何十、数十 なんじゅー、なんじゅっ、すーじゅー、すーじゅっ(数符の10は使いません)
1000 せん(数符0を3つ続けるのは避けます。年号等は別)
ゼロ 数的意味がある時は数符で。
迷う漢字の読み
「早急」 さっきゅー
「固執」 こしゅー
「世論」 よろん
「記す」 しるす
「鉄網」 かなあみ
「急坂」 きゅうざか
「前腕」 まえうで
「銅色」 あかがねいろ
「夜闇」 やあん
「炉辺」 ろばた
「他人事」 ひとごと

まだまだいろいろあると思いますが、皆さんと一緒に悩みましょう。

  (ウミネコ)

PS:ルビについての記述を変更しました。(2021.10.6)
PS:漢字の読み追加しました。(2021.11.7)

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すえつむはなさんのユーザアバター

Re: ア:アウトランダー統一事項

ウミネコさん
お世話になっております。
第1回の入力、確認を終わりまして、ひとつ確認させていただきたいことが出てきました。
漢字のヨミが複数あるものの場合、なにに拠るものを最優先とするかということなのですが。
今まではおもに辞書点訳をやっていた関係から、ネットよりも書籍のほうを優先するようにと言われてきました。
文学作品(読み物)の場合は、どう考えたらいいですか?
というか、なにを最優先とするかはそれぞれのグループやプロジェクトごとの約束事だと思うのですが、アウトランダーの場合は?
「ネットのほうが広く流布しているからネットで多数のもの」というのも考えられますし、「辞書のほうが確かだから辞書にあるものを」とも考えられます。
同じ辞書でも、広辞苑が第一という人もいますし、広辞苑はアカデミック過ぎて一般的でないという人もいます。
七面倒なことを言わず、そのときの感じでいいのかなとも思いますが、どうも今後も迷いそうなので、もしも、ざっくりした基準のようなものがありましたら、教えてください。
よろしく、お願いいたします。
個人的にお返事をいただくのでなく、第1回の見直しの折にお書きくださってもかまいませんので。
                    すえつむはな

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ウミネコさんのユーザアバター

Re: ア:アウトランダー統一事項

すえつむはなさん、こんにちは。

漢字の読みについて、ネットと書籍(辞書)のどちらを優先するのかとのお尋ねですが・・・

私は、何を優先するかというような考え方はしません。
てびきp14に書かれているように
「漢字の読み方が複数ある場合は、文脈上最も適切な読み方を選択する」ということだと思います。
ネットや書籍・辞書の情報は、あくまでもそのための参考です。
著者の意図することが正確にわかりやすく読者に届くようにするには、どの読み方がいいのか考え、選択するわけです。
そのためにいつも悩んでいます。でも、わかりやすい読みが見つかった時はうれしいものです。

  (ウミネコ)

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