蝉:『セミオーシス』第7回見直し

淮さんのユーザアバター

皆さま、お疲れ様でした。
『セミオーシス』第7回見直しです。

三日前から集中して見直してきたのですが、まだウロウロしてます。
見落としがありましたら申し訳ありません。
これから全体を見直しますので、また変更するかもしれません。

<変更点>
8-13 いきつ゛まりの  → ゆきつ゛まりの
  ※P477L-6 「行きづまり」、この原本では「ゆきづまる」と処理してるので。多分他の原本で「いきづまる」扱いしたのだと思います。因みに「ゆき~」と読む事例メモを洗濯ばさみでぶら下げていて、その中には「ゆきづまる」という例はありませんでした。(事例はハンドブックほか)

14- 9 「しー□ゆー」のよーな  → 「しーゆー」のよーな
  ※P480L11「シーユー」、原書「See-You」。英語のハイフンの使い方(英語点訳)の説明を読んだのですが、どんなものか…。とりあえず、サンプル点訳で続けたので続けます。同じ「シーユー(See-You)」でも、固有名詞扱いは続けて、ここでは「のようなことを言った」なので、文章扱いして切るという処理もあるかなとも。

21-17 ひほ゜□ちょーきょーしのよーに  → ひほ゜ちょーきょーしのよーに
  ※P4840L7 続けるに統一しました。

26-13 つき゛わ、∥ゆーし゛んに!。  → (指示符)つき゛わ、∥ゆーし゛んに!(指示符)。
  ※P486L-2 「友人に!。」、誤植じゃないし、こんな例みたことないし、しかたなく。てびきP132L1に「文中は一マス」とはありますが……。

37- 2 ちか゛うか、  → ちか゛うか゛、
  ※P491L-3
37- 2 なんじゅっしゅるい 、  → なん10しゅる い、
  ※P491L-3「何十種類」。この「十」は「10」採用で。

41- 2 あしたも  → あすも
  ※P493L-2「明日」、スティーブランド独特の会話文は「あす」で。

71- 5 ぴゅーとるわ  → ぴょーとるわ
  ※P507L-1 「ピョートル」
74- 6 かじょのを  → かのじょを
  ※P509L7 
74-15 (新段落)「こし゛たちか゛  → (前行に続く)「こし゛たちか゛
  ※P509L-8 ベアトリスの会話文なので、前行に続ける

75-12 (新段落)「くぁっ!」  → (前行に続く)「くぁっ!」
  ※P509L-1 ルシルの会話文なので前行に続ける

81- 3 さけた。  → 8 よけた。
  ※P512L-5「踊るように矢を避けた」●
83- 6 よけよーと  → さけよーと
  ※P513L-5「その数は、矢を避けようと逃げまどう孤児よりも多い。」●

100-11 しとろね□ろーるを  → しとろねろーるを
  ※ P522L3 シトロネロール(citronellol)、P523L2に「ネロール」とあり、ちょっと切る勇気が出ません。ひょっとしたら「シトロン」+「ネロール」かもしれないと思いつつ、思うだけ。

102-15 2□へふ゜たのんに  → 2_へふ゜たのんに
  ※P523L3 P520L-3に合わせて

103- 8 さけんた゛。□□「いたわ!  → さけんた゛□「いたわ!
  ※P523L8 <叫んだ「いたわ!>、句点洩れの誤植とはせずに。

109- 2 ゆーか゛いと゛ーな  → ゆーか゛いな
  ※P526L3 「有害動な生き物が消える」(原書:Pests go)。どう考えても「生き物」と「動物」を迷ったとしか思えないので、ここは誤植扱いします。(P529L6「有害な生き物」あり)

112- 4 おととの  → おとと
  P527L10「音とのにおいの」(noises and scents)、誤植と判断。

113-10 さけて  → よけて
  ※P528L4「血を流しているファビオを家から引きずりだし、彼を盾にして矢を避けている」
  ※よけ→ 2カ所(かな書き)、さけ→ 0(かな書き)。よって、基本的には「避ける」は「さける」と読むが、「語感の辞典」のニュアンスを考えて、一部「よける」と読むことにしました。
P186L-5 グラウンドイーグルたちはたがいにギャアギャアと叫びながら、矢を避けた。(よ)
P187L 4 おれはコートを脱ぐと、丸太をよけ(よ:かな書き)
P187L-4 グラウンドイーグルは矢をよけたり(よ:かな書き)
P512L-5 孤児たちは踊るように矢を避けた。(よ)
P513L-5 その数は、矢を●避けようと逃げまどう孤児よりも多い。(さ)
  ※以下「語感の辞典」引用
さける→抽象的な存在の回避(改まった言い方)、よける→(会話や日常の)
「水溜まりを避ける」→「よける」水溜まりのある道を歩きながら、その水溜まりのところで飛び越えたり縁をそうっと歩いたりして水溜まりに入らないようにする行為を連想させ、「さける」は、水溜まりに近寄らないように最初から気を付けるか、あるいは水溜まりの多い道を止めて、あらかじめ舗装のよい道路を選ぶような連想が働く。

<誤植扱い>
P483L9「そして、それはわたしたちとっては、」
P492L2「望んでいるかどうわからない。」
P506L-1「バーソロミューはクンクンとにおいをかぎ、耳を澄ました」(→末尾の句点洩れ)
P514L2「孤児たちは壁めがて走り、壁に飛び乗り、逃げた。」
P516L3「わたしにはコントールできないからだ。」
P526L3「有害動な生き物が消える。」
P527L10「音とのにおいの」

<その他>
●恵子さん、かずみんさん
>会話文が前に続くかどうかがやっとわかってきたらもうお終いになってしまう!

実にうれしいコメントでした。こんなややこしくなってしまって、一人相撲かもと落ち込むことしょっちゅうでした。

●かずみんさん
>いろいろ考えさせられる登山となりました。

若い頃、「ハイキングコース」とある山で遭難しそうになりました。そのとき私もいろいろ考えさせられました。

●田打ち桜さん
>今回の点訳で迷ったのは、p532 うしろから3行目「かぎつめ」(6-15) です。

第1回見直しより再掲
  ※P67L-8「ヒポライオンのかぎつめ」、「かぎつめ」が「鉤爪(かぎづめ)」の誤植とするかどうかですが、他所すべてひらがなの「かぎつめ」表記であるのと、研究社の辞書には「かぎつめ」とあるので、まあ仕方ないかなと。

●HiRoさん、へできちさん
>HiRoさんご指摘の原本P486-17行目の感嘆符の直後の句読点は、削除してもいいかな?とも思いましが、そのままにしています。

これ、宿題です。「つぎは、友人に!」までが太字なので、次に句点が来ても誤植ではないという結論に至ってます。が、Mandyさんに指摘されて、全体的に見直しします。傍点と書体変更は自動的に無視してるツケが回ってきました。

●最後に「weblio」より「See You」
>別れ際のあいさつとして使える英語表現は沢山あります。まず思いつくフレーズは Goodbye. や See you. などでしょう。もし、どちらか一方を選ぶとすれば、断然 See you. の方をお勧めします。

See You。(淮)

追伸
次作品の翻訳、あるかな…。

コンテンツ配信 コンテンツ配信