十二国記の部屋へようこそ

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旧SBの部屋をお借りして、18年ぶりの新刊発売の十二国記をグル点します。

BasingRoomではこれまでグル点、個人点訳などにより20年以上前から十二国記を手がけてきました。巻を追うごとに漢字とルビの使い方が難しくなり、話も深刻になり、当初少女小説のレーベルから発売されていたとは思えないほどですが、最後まで見届けたいと思います。

メンバー随時募集。基本は入力2週間、確認2週間、次の分担まで1週間のスタンダードグル点です。出入り自由。

シリーズ前作を読んでいなくても点訳はできますが、世界観がわかったほうが楽しいと思います。現在書店に並んでいる、本の紹介雑誌『ダ・ヴィンチ 11月号』のp154~157をぱらぱらと見てもらえれば概略がわかります。もしくはネットでググってもいろいろ説明が読めます。

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本作では多くのルビが使われています。漢字とルビが合わないものも多いです。例えばp17の「郭壁(へい)」や、p55の「匪賊(ごろつき)」は元の漢字も読めますが、p73の「門閭(もん)」のように説明ができない漢字もたくさん出てきます。漢字の説明は小説の流れを阻害しない程度にとどめてください。

同じ漢字でも違うルビが振られているケースもあります。p10の「里廬(まち)」とp69の「里廬(まちまち)」、そして次の行にあるルビなしの「里廬」。必ずしも直前のルビがこの漢字にあてはまるとは限りませんので、意味を考え想像力を働かせて読み方を選択してみてください。
ほかにも「堂(なかのま)(ひろま)」とか「門闕(もん)(たてもの)」「郭壁(へい)(かくへき)」「手巾(ぬの)(てぬぐい)」など様々あります。

ヘッダは「戴:」
大見出しは7マス目から、小見出しは5マス目から。
初回分担は2019年10月18日(金)です。

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