みのりさん、こんにちは。
kogo08aをアップします。
何点か悩んだ箇所がありました。
●最後まで悩んだのが、P332上L3 「長外套」の読み
原書英語版 greatcoat
原書独語版 Armeemantel
1)研究社 greatcoat→大外套(がいとう)
長外套自体の読みは見当たらず。独語の「Armeemantel」は何となくわかりますよね。
2)「ふりがな文庫」より
A)ドゥニャーシャ (当惑して)そう、いいわ……でもその前に、わたしの長外套がいとうを持ってきてくださらない。
〔出典〕桜の園(新字新仮名)/アントン・チェーホフ(著)
B)長外套|なががいとう
昔から大道店だいどうみせに、酔払いは附いたもので、お職人親方手合てあいの、そうしたのは有触ありふれたが、長外套なががいとうに茶の中折なかおれ、髭ひげの生えた立派なのが居る。
〔出典〕露肆(新字新仮名)/泉鏡花(著)
翻訳語なので、「なががいとう」はちょっとと思って、「ちょうがいとう」にしてしまいました。変だけどねえ。
●「開」の読みは、かな書きの「ひらく」が何カ所かありましたので、概ね「あく」にしました。
●P346上 「管」は、「かん」「くだ」?
●P340上L6「得る」は、以下のような使用例が他所にありました。「え」と読みました。
・地位を得る権利があると
・機会を得る。
・会話から得るものはなく、
秋冬春夏と読んだので、「殺人者」が誰かはすぐにわかりました。
一番短い分担箇所でしたが、内容の濃い部分をもらったように思います。
リサの扱い、最後まで謎でした。
このシリーズは、長いし重たいけど、やっぱり好きです。(淮)
Re: 夏凍:kogo08aアップ>みのりさん
2017.08.12 (土) 12:18 by みのり淮さん、こんにちは。
データをお預かりします。
まだまだ遙か先だと思っていましたが、もうすぐなのね。
長外套の読み方、「ちょうがいとう」ですか。
ごく自然によめば、「なががいとう」ですけどね。
たしか、デルフィニア戦記に、紫紺の長外套て頻出していた記憶があるので、確かめようと思ったのですが、
さすがに、これは自炊ではなくて、電子版を買ったので、検索できませんです。
長外套、が出てくるのは、この2カ所だけのようです。
考えてみます。
高校野球、滝川西、大差で負けてしまった!
-- みのり --