点訳において難しいのは分かち書きだと思われる方が多いと思いますが、本当に難しいのは日本語を正しく読む事ですね。
点訳は国語のテストを受けているようなものです。
「下線1の<それ>は何を指すか」とか「正しい読みと意味を書け」とか。
同じ漢字でも意味によって読みが違うケースは多いですね。
「止める」は「とめる」「やめる」の2つの読みが有ります。読みを間違えると変な事になります。
「喧嘩するのは止める」
さあ、どうでしょう?
短い文章だと判断が付きにくい場合も有ります。
「もう子供じゃないんだから、喧嘩するのは止めるよ」
ならはっきりわかります。一部だけを見ずに大きな範囲を見て判断します。
今確認している本の中に、
「こぶしを叩きつけるのを止めているのは、不愉快な騒ぎを避けたいという分別からだ」
と言う文章が有りました。
点訳されていた方は「やめて」と読まれていました。これは正解でしょうか?
あまり良い例では有りませんが、
「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」
と言う言葉が有ります。
「角」は「かど」でしょうか「すみ」でしょうか?
こういう良く知られた言葉は「すみ」と読む人はいませんが、「部屋の角」とか「廊下の角」とかになると間違いが生じてきます。国語辞典で意味を調べる習慣を付ける必要が有ります。
「棟」も「むね」と「とう」を読み分けないといけません。国語辞典やインターネットで調べてみてください。
来週は良く似た漢字の読みについて書きたいと思います。
「洞窟」「洞穴」「緑」「縁」「揚」「掲」など。
では、
SEC67.BSE 269P15L~274P1L 愛
SEC68.BSE 274P2L~277P15L たみのすけ
SEC69.BSE 277P16L~282P2L ふたりっこS
SEC70.BSE 282P3L~286P2L みじゃ
SEC71.BSE 286P3L~289P末 サムケン
SEC72.BSE 290P~293P末 flowerage
SEC73.BSE 294P~297P末 フータン
SEC74.BSE 298P~301P末 ukiuki
SEC75.BSE 302P~305P末 Mandy
SEC76.BSE 306P~310P1L 恵子
SEC77.BSE 310P2L~314P2L 紫陽
SEC78.BSE 314P3L~317P末 kouno
SEC79.BSE 318P~321P末 メジロ
SEC80.BSE 322P~326P1L あさか
SEC81.BSE 326P2L~330P1L すばるん
の入力をお願いします。
フータンさん、
>今回は「揉まないでくださいね」と。
私も先日「揉んだ方がいいですか?」と聞いた事が有ります。最近は揉まないようになったみたいですね。
Mandyさん、
>医療機関によって料金がまちまちだとは知っていましたが…。
インフルエンザの予防接種は自由診療なので料金がまちまちですね。
いくらぐらいが適正価格なのでしょうね?
あさかさん、
>愛撫し、しだき、
「しだく」は普通は使わない言葉ですね。「揉み拉く」はポルノ関係の本にはよく出てきます。
「拉く(しだく)」単体では、荒らすと言う意味が有り、無理に何かをする時に使う言葉です。
ukiukiさん、
>文庫本の点訳は初めてなのですが本を開いておくのが苦労でした。
私は以前は本の背の部分を切り取ってバラバラにしていました。
奇数頁と偶数頁とで目線が移動する事も無く快適でした。
現在はiPadを使っていますのでさらに快適です。
バラバラにした本をスキャナーで読み込みPDFファイルとし、iPadに読み込みます。
iPadの画面は文庫本の2倍の大きさが有りますので読むのに楽ですし、ピンチアウトで瞬時に拡大でき、ルビの確認などに便利です。
悟空
Re: CV:6回配当(11月15日)
2014.11.16 (日) 01:11 by 淮悟空さん、こんにちは。
横から失礼します。
iPadで確認されているとのことで、おたずねしたいことがあります。
私も、とても厚くて重たい原本で、やむなくタブレット(iPadではないです)で確認作業をしているのですが、とても不便です。
一番困っているのが、紙の本なら原本の該当行を指で移動しながら、点訳箇所を確認していくのですが、それができません。iPadならスムーズに作業できるのですか? 私のタブレットだと、画面が移動したりプルダウンメニューが出たりで、行を追うことができません。
次に、ピンチアウトで拡大とありますが、拡大した後に元の縮小率に1回で戻れないのが面倒です。まあこれは私の使い方が悪い可能性大ですが。こんなに厚い原本でなかったらやっぱり紙の本の方がいいです。どうしても見づらいルビだったら拡大鏡で確かめるだけですみますもん。
あと、今のパソコンモニタは横長なので、PDF画面と点訳画面を横に並べて点訳するという方法もあると思うのですが、やはり原本箇所を追いづらくて、目がウロウロしてしまいます。
試しにモニタの原本画面に指をおいて、を、試してみましたが、腕が疲れます…。
タブレットは設定で何とかなるのでしょうかね。でも一頁毎に設定を変えるのだったら、やっぱり面倒に感じます。(淮)
┗━淮(わいY)━┓
Re: CV:6回配当(11月15日)
2014.11.16 (日) 08:57 by 悟空淮さん、こんにちは。
私も紙の本の時は指で該当箇所を押さえて確認していましたが、iPadではできません。
画面に触れると頁送りしたりしますので、画面に触れる時は頁を替える時だけです。
ピンチアウト後に元の画面に戻る時は画面のどこかに触れれば戻ります。
または、左上に小さなウィンドウが開き、「縮小」「等倍」「拡大」と文字が並びますので、「等倍」をタップすれば戻ります。
紙の方が良いか、タブレット画面の方が良いかは好みですので、便利な方を使われればいいですね。
タブレットでの確認は、裁断機、ドキュメントスキャナー、タブレットと初期投資がかなり大きいですから、すでにこれらを持っている人以外には特にお奨めはしません。
ただ、老眼では文庫本の文字を追うのは厳しいんですよね。
iPadは2倍の大きさで表示できるだけでも大助かりです。
悟空
Re: CV:6回配当(11月15日)
2014.11.16 (日) 16:12 by 淮悟空さん、コメントありがとうございました。
やっぱり、iPadの設定でもできないのですね。これが今のところ私には不便でしかたないです。パソコンモニタのPDFだったら頁移動にはならないので、タブレット大のモニタでこれができればいいなと思います。
>ピンチアウト後に元の画面に戻る時は画面のどこかに触れれば戻ります。
使用機種、使用ソフト(?)によって違いがあるかもしれません。5分位試してみたのですが、やはりうまくいきませんでした。マニュアルも見たのですが、ピンチアウトとピンチインしか載ってなくて、ワンタッチで元の縮小率には戻せませんでした。
「元の画面」というのが縮小率ではなく、「元の操作画面」でしたら「←」アイコンで戻ります。
点訳じゃなくて、普通に読書する分には、外出時に重い本を持たなくていいので、重宝しています。(淮)
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