初層の屋根を作ります。
大天守の屋根は当初最上層だけが銅板葺きで残る層は全て本瓦葺きでした。
1750年代の宝暦の大修理により二層より上は銅板葺きに変更されましたが、初層だけは本瓦葺きのままです。
本瓦は漆喰で固められていますが、塗装が難しいので漆喰部分の表現は省略としました。
天井の梁が外壁から飛び出し、軒桁を乗せていますが、段差ができています。
屋根の勾配に合わせ、段差を削り取ります。
屋根の土台を梁と軒桁の上に貼り付けます。
二層の壁ギリギリに位置決めして接着するので、接着剤が二層の壁に付かないようにラップを被せておきます。
屋根の土台の貼り付けが完了しました。
5ミリ厚のスチレンボードで屋根材を作ります。
スチレンボードは曲げる事ができないので、四隅の部分は後で作ります。
土台の上に接着します。
四隅の部分を作ります。
まず、ケント紙を隅の形に切り出し、2枚を接着します。
隅に貼り付けます。
ケント紙の裏に樹脂粘土を貼り付けます。
一日置いて、固まりかけた時に余分な部分を削り取ります。
軒裏の、垂木を漆喰で固めた波型を作ります。
片面段ボールの切り口に樹脂粘土を埋め込みます。
ここも四隅を除いた部分だけ作ります。
軒裏に貼り付けます。
隅の部分は現物合わせで作ります。
隅に接着します。
出窓の所など、下が見えて見てくれが悪いので、木の薄板で塞ぎます。
屋根瓦を作ります。
片面段ボールを切り出し、断面に小クギを埋め込んでダークグレーに塗装します。
段ボール紙の幅が足りず、1枚で屋根をカバーできないため、3分割で作ります。
二層を乗せて、壁との隙間ができないように屋根瓦を貼り付けます。
均一なダークグレーで綺麗すぎるので、タミヤのウエザリングマスターで汚します。
写真の右半分が汚した状態です。
瓦部分が完成しました。この後、四隅に隅棟を取り付け、出窓下部に台輪を貼り付けます。
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