二層から三層への階段を作ります。
階段は同じ物を二つ作ります。
下図のピンク色の階段は「御成階(はしご)」と言います。「階段」では無く「階」で読みは「はしご」です。
寛永11年に将軍徳川家光が来城の際に使用したためにこの名が付けられたそうです。
表階段は流しの横に有ります。いわゆるお勝手の横を将軍に通らせないために特別に専用階段を作ったと思われます。
金城温古録には以下のような記述が有ります。
「御物置の間戌亥隅に有り 是、公儀御成の御設か、常に鎖して通用無之故、見難し。
階段、井桁の間の東南ありて、是より二重の台へ登る」
御成階は一層と二層だけに有り、三層から上には有りません。
綠色の階段は昭和実測図では「表階段」となっています。城主はこちらの階段を使いました。
御成階は踊り場の上の部分は隣の部屋に入っています。
階段が通る部分の板壁を取り除いたのですが、この隙間を通す事ができません。
階段を2分割して取り付ける事にしました。
一層への降り口にコの字型の欄干を取り付けていたのですが、名古屋市の木造復元イメージを見ると、壁側の手すりが無く、L字型になっています。
落下防止が目的ですので、壁際の手すりは不要なわけです。
コの字型の欄干を取り外し、L字型の欄干を取り付けました。
表階段を取り付けました。
床からのショットです。
御成階を取り付けました。
まず、踊り場までの下の部分を接着し、上の部分を踊り場に接着します。
床からのショットです。
名古屋市の木造復元イメージでは、こうなっています。
三層の床に欄干を取り付けます。
ここはコの字型です。
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