世:「傑作集1」のバオバブさん校正結果

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バオバブさんの校正で下記の指摘があり修正しました。

>1巻、11ページ、16行。オーゴンチュー → コガネムシ [なお6巻85ページでは「コガネムシ」と点訳しておられます]
 「黄金虫」→1巻では「おうごんちゅう」6巻では「こがねむし」としてありました。
 翻訳者により読みが異なるのですが、わかりやくい「こがねむし」に統一します。

>2巻、29ページ、9行。コノアイダ → 空ける [「先日」の意味ならつづけますが、時間的な間の意味なので空けます]
 原本の記述は以下の通りです。
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 「あなたがいいとお思いになるなら、ちっともかまいませんわ」と、マダムが言いました。
 このあいだ、気のどくなヤットマン氏は、われわれのていねいな相談とはまるで似合わしからぬ、驚きと心痛そのもののような顔をしていました。
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 「このあいだ」の意味から考えると切ることになります。

>同じく、41ページ、4行。段落挿入符の前の語から行を改める
 うっかりしてました。
 「意外なトリックにとむ逸品である。[段落挿入符]」
 段落挿入符の前で改行されているので、「ある」の前で強制改行しなければなりませんでした。

>4巻、51ページ、12行。ソノウチ → 空ける[「3人のうち」の意味なので空けます]
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前述の会見の委細を役所で上司に報告すると、そのうちふたりは医師の妻と同意見で、ザブリスキー医師のそんなあやしげな供述は頭の狂ったおかげだろうといった。
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「そのうちふたりは」→「そのうち」は切らなければなりませんね。

>5巻、68ページ、3行。スコブル ツキ → つづける [「曰つき」「朝食付き」などと同様です]
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あんたもいつかダブリンへ行くことがあったら、ぜひともブルックス社のベーコンをためしてみるようおすすめするね。すこぶるつきの絶品だと保証するよ
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 確かに「すこぶるつき」は続けなければいけませんね。

第6巻の表については以下のようなご意見をいただきました。
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表の点訳方には正解はなく、書き方も人によって様々です。ですから追認しますが、ご参考までに私見を書かせていただきます。
この種の資料は、数量を示す表と違って、縦に見て比較する必要が無いので、無理に項目の書き出しを揃える必要はありません。ここでは、書く順番を初めに記したうえで、項目ごとに2マス空けて列記するのが適当かと考えます。その方がシンプルで、作品名や著役者の省略も不要です。このシリーズの2巻以降の巻末にも同じ資料が掲載されているなら、また今後の表点訳でも、ご一考いただければと思います。
表の点訳方には正解はなく、書き方も人によって様々です。ですから追認しますが、ご参考までに私見を書かせていただきます。
この種の資料は、数量を示す表と違って、縦に見て比較する必要が無いので、無理に項目の書き出しを揃える必要はありません。ここでは、書く順番を初めに記したうえで、項目ごとに2マス空けて列記するのが適当かと考えます。その方がシンプルで、作品名や著役者の省略も不要です。このシリーズの2巻以降の巻末にも同じ資料が掲載されているなら、また今後の表点訳でも、ご一考いただければと思います。
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無理に縦並びの表にすることはないということで、作り直してみました。
第6巻の表は差替えましたので、ご確認ください。

差替えたファイルを添付します。
ファイル名は同じにしてますので、前ファイルと比較したい方は、前ファイルの名前を変えてからダウンロードしてください。

  (ウミネコ)

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