皆さま、こんにちは。
「バリ山行」をアップします。
【タイトル】バリ山行
【著 者】松永K三蔵
【掲 載 誌】群像3月号
【発 行】2024年3月1日(2月7日発売)
【ファイル】varisan01~02 328頁
【内 容】
第171回芥川賞受賞作。
古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。
会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。
前半の少々中途半端なサラリーマン描写に比べて、後半のバリ山行描写はまるで別人のように見事です。好きなことを書いているという熱意が伝わってきました。
作中の「径」の読み、原本チェック中は「こみち」としていたのですが、「山道」「道」「登山道」「小道」「小径」と出てきて、少なくとも「道」と「径」は内容的に絶対読み分けたいという結論に達しました。最後の素読み中「山径」という単語を知り、思い切って「径」を「さんけい」と読むことにしました。この辺は著者と編集者の間でも話題になったのでは?と思います。
さて、単行本化ではどんな動きがあるのか、また単行本点訳はどう処理するのか興味津々。
全然関係ない話ですが、「グレイスは死んだのか?」赤松りかこ著(7/31発行)の単行本点訳着手6/17。芥川賞候補発表が6/13。すっかり忘れててガッカリ。それにしても単行本化がかなってよかったです。何で候補にならなかったのかはまあいいですけど、この原本も後半は山に迷う話でした。(淮)
Re: 龍:「バリ山行」アップ
2024.07.23 (火) 21:18 by Mandy淮さん、こんばんは。
素読みしかできませんが、データいただきます。
♪Mandy~
Re: 龍:「バリ山行」アップ
2024.07.23 (火) 23:17 by 淮Mandyさん、何と!
vari_sitasirabe.zip取り合えず、一生懸命調べたので、Excelファイルを添付します。
朝比奈秋が天才型なら松永K三蔵は努力型、本当に一生懸命書いた作品と思いました。
暑い時は、サンショウウオ~よりバリ~かな?
無理せず、よろしくお願いします。(淮)
┗━淮(わいY)━┓
Re: 龍:「バリ山行」アップ
2024.07.31 (水) 21:44 by Mandy淮さん、こんばんは。
固有名詞の読み調べが大変だったと思います。エクセル見てめまいがしそうでした。ゆっくり読んだつもりですが、相変わらずほとんどミスがなくて凄いです。
バリ山行の細かい描写に圧倒されました。
コメントすることはあまりなかったのですが、先日ファイルのアップに失敗したのでアップします。淮さんのアドバイスに従ったらできました。
varisanメモ♪Mandy~
Re: 龍:「バリ山行」アップ
2024.08.01 (木) 00:01 by 淮Mandyさん、確認ありがとうございました。
以下の中で覚えているのは「ケーブル下駅」「一発」です。
あとは、もうちょっと注意した方がよかったですね。
<第1巻>
55- 5 おおくち 55- 5 おおく゛ち
56- 8 おおくち 56- 8 おおく゛ち
64-18 けーふ゛る□したえきの 64-18 けーふ゛るしたえきの
78-16 おおくちの 78-16 おおく゛ちの
※「大口」には参りました。過去に少々嫌な思いをして、二度とまちがうまいと思ったところが、何を勘違いしたのだか。
92- 7 ちく35ねん 92- 8 ちく□35ねん
121-14 40ねんちょーの 121-15 40ねん□ちょーの
136-12 て゛た□きり 136-13 て゛たきり
137- 6 8し゛□すき゛、 137- 7 8し゛すき゛、
151-17 1は゜つ 151-18 いっは゜つ
<第2巻>
73-10 なくなって、 73-10 なく□なって、
P141上L4「行く先に」、過去データを確認すると
>すすんで□ゆく□さきに
>むらがって□ゆく□さきに
↑のような使い方でしたので、このまま続けることにします。
歯が取れた!
varisanB.zipせっかく夏休み中なのに、がっくりです。
まあ、歯のあちこちが限界だったので、いずれはでしたが。
目も調子悪いし、鼻炎も残ってるし、皮膚もまだ治ってないし、皮膚だけ病院行きましたが。(淮)
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Re: 龍:「バリ山行」アップ
2024.08.01 (木) 14:53 by 淮Mandyさん
たびたびすみません、Cファイルをアップします。
奥付の変更を忘れてました。(お名前入れさせてもらいました)
もう歯科通いが始まるのが憂鬱で。
月に1、2度しか予約取れませんもんね。
読む本が切れ、新明解国語辞典の序を読んでいて、バリ山行の漢字志向に思いが行きました。
「暖気」、「のんき」の方でも絶対「だんき」って読んでたなと。
そうそ、「varisanメモ」は「メモ」の部分が半角カタカナのファイル名になっていました。
varisanC.zip半角カタカナは文字化けするので使わない方がいいらしいので、すべてアルファベットにした方が無難と思います。(淮)
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Re: 龍:「バリ山行」アップ
2024.08.01 (木) 22:06 by Mandy淮さん、こんばんは。
今日は昼間買い物に行けたので、夜は本屋さんに散歩に行きました。
「径」には「みち」のルビが。
「径」には「みち」という表外の読みがあり、点訳者挿入符で漢字の説明をしているので、最初の読みは「みち」でいいのではないでしょうか。
♪Mandy~
Re: 龍:「バリ山行」アップ
2024.08.01 (木) 22:33 by 淮Mandyさん、こんにちは。
店頭確認、感謝いたします。
<第1巻>
47- 3 さんけい((かんし゛わ 47- 3 みち((かんし゛わ
上記のように変更した(多分)最終ファイルを添付します。
何だかいい感じにつながって、自画自賛(笑)。
私は、雑誌と単行本の点訳に違いがある方が、むしろ貴重と思ってるので、とてもいい結果に結びついたなと勝手に思っています。
本人のXがメールに連日紛れ込んでくるのですが、写真とともにあるバリの文章には「山道」とあります。
「径」を「やまみち」と読ますのは、やや難だったので、「みち」に落ち着いたのでしょうが、心の中では「やまみち」と読んでいたのではと推測してます。「山径」も「やまみち」と読めますしね。何だか本当にすっきりしました。
正直、新たに単行本を借りてまで調べる余裕は持てそうになかったので、Mandyさんに改めて感謝いたします。
ここの所、30度越えから遠ざかっていたので、もう秋みたいな気分になっていました。
varisanD.zipが、これから少し30度越えが続きそうで、本気の夏が来そうです。(淮)
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