飲:ブックウォッチャー7月号>淮さんへ

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淮さん、こんにちは。ブックウォッチャーの7月号です。

『貘の檻』『人生相談。』『太陽の棘』『本屋さんのダイアナ』『ゆずこの形見』『バニヤンの木陰で』『夢巻』『フルサトをつくる 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方』『世界「比較貧困学」入門 日本はほんとうに恵まれているのか』『句集 小』『20世紀エディトリアル・オデッセイ 時代を創った雑誌たち』『池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福』『2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』『「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う』

ひっかかりそうな箇所がたくさんありました。
8番『フルサトをつくる』の作者はphaさんという人です。プロフィールに(ファ)という読み仮名が載っていましたので外国語引用符にしてみました。京大に入ったのにニートの道に目覚めて、現在ニート道を追求しているそうです。
同様に13番『ネット釣り師・・・』の作者はHagexさんという人です。こちらも彼にインタビューした人が「Hagexさんは・・・」と書いていたので人名と判断して外国語引用符にしました。これらネット系の人名はほんとに悩みます。
10番『句集 小』にはふりがなで「せう」とありましたが、これ固有名詞じゃないですよね・・・。
14番の「よみほどく」は原文が「読みほどく」でした。2回も出てきて気になるだろうなと思って。同じく14番の「小なり」のところは、原文が「実力<魅力の存在」です。最初、“実力”<“魅力の存在”かと誤解して打っていたのですが、ある時点で「“実力”<“魅力”の存在」と言いたいのだということに気付きました。危なかった!

ちなみに12番の池永ヤスナリの美人画はあんまり好みじゃなかったです。
淮さんは?

   みあーた

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Re: 飲:ブックウォッチャー7月号>淮さんへ

みあーたさん、こんにちは。

<気がついた点>
18-10 (外字符)pha     18-10 (外引符)pha
20-16 ほーせいと゛か゛     20-16 ほー□せいと゛か゛
  ※表記参考
25- 5 さ゛っしのよーにして、  25- 5 さ゛っしのよーに□して、
  ※ ?? 「にして」文語的な使い方?
29-18 みりょく□の → みりょくの
  ※原文不明。「実力小なり魅力の存在」? と思ったらちゃんと説明ありましたので、<気になった点>からこちらに移動しました。と思ったら、

>最初、“実力”<“魅力の存在”かと誤解して打っていたのですが、ある時点で「“実力”<“魅力”の存在」と言いたいのだということに気付きました。危なかった!

とあって、迷路状態になりました。結局「4<5の存在」だったとしたら「の」は「5」に続けると思うので、やはり続けると思います。

<気になった点>
21-15 『くしゅー□□しょー』 → 『くしゅー□□しょー((せう))』
  ※『句集 小』。紀伊國屋でやっと書影発見。タイトルだと「せう」を入れたいような。目次に入れるか、本文に入れるか、困るけど。

29- 7 「かたり」を → 〈かたり〉を
  ※『「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う』。タイトルの中に二つもカギが入ってるなんて初めてかも。でも同じカギにしたいような。

>ちなみに12番の池永ヤスナリの美人画はあんまり好みじゃなかったです。

私も特に何もピピッとこなかったです。
今回『夢巻』『句集 小』がおもしろそうに思えたけど、読みそうにない、かな。きっかけもありますしね。
遅い時間になったらまずいと思い、ちょっとあわてて書き込みました。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:ブックウォッチャー7月号>淮さんへ

みあーたさん、追伸

『池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福』

何で、「ひゃくや」じゃなくて「びゃくや」なのかと、国会図書館まで行きました。びゃくやだと白夜だよねえ。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:ブックウォッチャー7月号>淮さんへ

淮さん、こんにちは。確認ありがとうございます。
ぐぬぬぬぬ、時間かけたのにけっこうヒットしてしまって無念。

1.「pha」は2箇所訂正したあとに素読みもしたのにスルーしてしまってました。

2.「法制度」は全然気がつきませんでした。

3.「雑誌のようにして」は変な文章だなあと何度も読み直し、結果として「にして」を文語的な使い方と判断しました。でも迷うくらいだからすぱっと切ってもいいです。

4.「実力<魅力の存在」は「の」を続けると違う意味になりませんか? 点訳文法的には続けるけど、「の」が続くと「実力」と「魅力の存在」の対比になるのではないかと思ったのですよ。「の」が続いても元の文章の意味を伝えるには「実力」と「魅力」がそれぞれカギに入っていてくれればいちばんいいんだけど。

5.「小」を「しょー(せう)」ではなく「しょー((せう))」ですか? うーん、目次とタイトルと本文と、3回「小」が出てくるのですよね。どこかだけ「しょー」のままというのも変な気がするし、かといって全部に((せう))をつけるのも変だし、どうしましょう!!

6.「かたり」→〈かたり〉は了解です。本来なら第1カギだけどふたえカギに続けると妙なことになるので続く場合は仕方なく第2カギにしていたのですが、特にこだわりません。同じほうがすっきりしますね。

というわけで4と5に関してもうちょっとだけディスカッションにお付き合いいただけるとありがたいところです。

私も読むなら『句集 小』ですが、なんだか入手が面倒なようですし、たぶん実行しないでしょう。昨日は名前しか知らなかった「ポル・ポト派革命」についてネサフしてました。髑髏がずらりと並ぶ写真は見たことがあったけれど・・・子どもを使うところで平安時代の赤かむろを連想(平家物語絵巻やっといてよかった)したり、知識層弾圧で文化大革命(羽月莉音やっといてよかった)を連想したり、脳が大忙しでした。一人の人間の思いつきであれだけの人数を殺せてしまうのが「もっとどこかのタイミングでどうにかならなかったものか」と思ってしまいます。

   みあーた

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Re: 飲:ブックウォッチャー7月号>淮さんへ

みあーたさん

私は、論理ではうまく説明できないので、事例で。
で、点訳挿入符じゃなくて第1カッコの間違いでした。
以前、『がふいしんぢゆう―合意情死』岩井志麻子著をやったとき、以下のように処理しました。

・標題紙
がふい□しんぢゆう(ごーい□しんじゅー)
--□ごーい□じょーし□--

・目次
がふい□しんぢゆう((つづき))

・本文
がふい□しんぢゆう((つづき))

また、てびきP145【備考2】<処理>
まつを□ばしょー(ばせう)

とあります。『句集 小』にわざわざ「せう」とあるので、私が読者なら原本の情報は欲しいので、「せう」は入れて欲しいと思います。
今回、どこに入れるかとなると、目次ではインパクトがないので、本文でと思ったのでした。
まっ、短いので目次にも入れた方がいいかな。

次に、「しょーなり」の件
てびきP21 コラム(一番下)
グンブ□ダイナリ□コッカト□ナッタ□トキ

この例文でうまく説明できるかわからないけれど、この場合、
「軍部>国家」となったとき
と読めると思うから、先の例も同じだと思います。

上記のうち、2番目は強い気持ち(笑)。(淮)

gahui.jpg

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 飲:ブックウォッチャー7月号>淮さんへ

淮さん、こんにちは。丁寧な解説、ありがとうございました。たいへんよくわかりました。

では、『句集 小』に関しては、目次、タイトル、本文中の計3箇所を「せう(しょー)」に変更。

アイドルは「みりょく□の → みりょくの」に変更。

すでに淮さんのお手元にもxファイルが出来ていると思いますが、変更箇所多いため一応添付します。

いやあ、今回勉強させていただきました。p21のコラムにそのままずばりの例があったとは。とほほです。

それにしても岩下志麻子のそのタイトルだけで半年は悩みそうな感じですね。

   みあーた

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