雑:日ラの人と会ってきました

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5月31日(土)の夕方、日点委総会のため上京してきた日ラの点字製作係主任のOさんと会食してきました。(みのりさんの代理です。)
Oさんは現在の仕事を担当するようになって5年ほど。我々がサピエに登録するための校正を引き受けてくださっているバオバブさんとは懇意なようですが、BasingRoomについては全くわからないということでしたので、悟空さんのまとめてくださった「温故知新」を読み返して説明し、現在の活動状況をお知らせしました。

我々のデータは日ラを通してサピエにアップしてもらっています。それに関して当方からの質問や要望に回答をいただきましたので、お知らせしておきます。

(1)サピエへの着手はISBNが決まり、実際に出版物が販売されてからにしてほしいと日ラさんから言われているが、他の館はISBNもない段階で着手をしているところがある。日ラさんからルールを守るように呼びかけてもらえないか。
 → 機会があるたびに呼びかけているが、なかなか守ってもらえないのが現状。BasingRoomの皆さんには本当に申し訳ないが日ラとしては発売日までは着手を出さない方針なので理解していただきたい。着手の連絡をいただいたものに関しては、遅滞なくサピエに登録するよう心がけている。

(2)シリーズものの途中を他館に着手されたことがあるが、そういうのはアリ?(桜庭一樹のGOSICKシリーズ)
 → これは日ラのなかでも話題になった。シリーズものは途中から奪い取るようなことはしないというのは点字図書館同士のあいだで暗黙のルールとなっている。横のつながりはあるので、もしどうしても他の館と連絡がとりたいことがあれば、日ラから連絡するので言ってほしい。

(3)日ラではBasingRoomからのデータはどのように処理されているのか。
 → BasingRoom内で十分に校正され、バオバブさんの校正も受けている状態なので、原本と照合しての校正は行っていないが、素読みだけはしている。表紙と奥付の書き方だけは日ラのやり方に直させてもらっていたが、内容にはノータッチ。
今後は、よりスムーズな完成データのアップにつなげるため、BasingRoomの皆さんにはお手数をかけることになるが、点訳通信55号(表紙特集)、73号(奥付特集)を参考にしての書式にしていただけるとありがたい。ただ、表紙レイアウトで上の空行を3行にするか4行にするか、はたまた2行にするかといったことは、タイトルの長さにもよることなので、極端にバランスが悪くなければ問題ないと考える。また、奥付も、多少順番が前後しても、必要な情報が盛り込まれていれば問題ない。

(4)日ラには我々のようにデータアップの依頼をするグループはどのくらいあるのか。
 → 大阪府内に4箇所、大きな団体があるので、グループも分散することになり、日ラでは約10グループほどからデータアップの依頼をうけている。

Oさんは、顔も知らない人同士がこのように長い期間、旺盛に点訳活動を続けていることに大変驚いていました。BasingRoomの皆さんからはいつもデータをたくさん提供してもらって、大変感謝しております、今後ともよろしくお願い致します、ということでした。

   みあーた

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Re: 雑:日ラの人と会ってきました

みあーたさん
大変にお疲れさまでした。

日ラとBasingRoomとの関係は、何度か詳しい説明をしているのですが、引き継がれていないのですね。

このところ点訳から遠ざかっている私より、ばりばりのみあーたさんにお願いして、かえて適任だったと思っています。

なんといっても、直に会って回答いただけたのは、よかったですね。

-- みのり --

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