雪女:第2回見直し

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第2回見直しです。Cファイルをアップします。(淮)

<第2回見直し>
P90下L-5 7-13 いまこた゛ゆーの → 7-13 いま□こた゛ゆーの
 「今小太夫」、先代に対して「いまこだゆう」とも思うのですが、どちらとも取れるように、離したのですがいかがでしょう?
P93上L 9 13-17 さかす゛きの → 13-17 はいの
 「重ねる盃」、「盃」の慣用句を調べてみて。それほど拘らなくてもいいでしょうか?
P93下L-5 15-10 しりそ゛いてから、 → 15-10 ひいてから、
 「退く」、どちらでもいいと思いつつ、単純な方で統一しました
P94下L7 17-12 あて゛やかな → 17-12 つややかな
 「艶やかな」、「爪先には~艶やかな貝の趣」と貝のことなので
P97下L-5 25-12 かわき゛しに → 25-12 かしに
P100上L4 31- 2 ぬのきれ → 31- 2 ぬのき゛れ
 「布裂」、P95上L9に「ぬのぎれ」のルビがあったので
34- 2 おとも → 34- 2 ねも□きこえて
 「三味線の音」、Aファイルに戻しました。情景が幻想的なので、「おと」よりも「ね」の方がピッタリと思いました。
43- 5 こ゛ーかな。□□うむ、□こ゛ーた゛。
43- 5 わさ゛かな。□□うむ、□わさ゛た゛。
  これもAファイルに戻しました。全体を読み返してみて。
43-14 こ゛ーた゛。 → 43-14 わさ゛た゛。
44-12 (空行) → 44-12 ――――――――――
  短編末には10マスの区切り線をお願いします。
P107L-4 46- 6 かみつ → 46- 6 かみつ゛
  「神津恭介」、調べた範囲では「かみづ」だったのでした
P112上L5 55-13 よるわ → 55-13 よわ
  「夜は更けました」
P114上L-4 61- 6 あいて、 → 61- 6 ひらいて、
  「やみに開いて」、何度か読み返してみて。
P116下L1 66- 5 「おきく□さん、 → 66- 5 「おきくさん、
  「お菊さん」、「お袖さん」と他所に合わせて。
67- 5 おきく□さんの → 67- 5 おきくさんの
P122上L-1 81- 4 さかす゛きの → 81- 3 はいの
  「杯の数を重ねます」、「重ねる」だと「はい」の方がと。
P124上L2 84-15 100は゛いとか → 84-15 ひゃくは゛いとか
 「憎さ百倍」、表記の「ゆーき□ひゃくばい」参考。89-3
85- 6 いっとき(2し゛かん)と → 85- 6 1とき(2し゛かん)と
P126下L7 91- 6 なれあいかと゛わかしの → 91- 6 なれあい□かと゛わかしの
P127下L5 94- 4 いちし゛つ、 → 94- 4 1にち、
  「一日」、単純に「1にち」でいいのではと思ったのですが、いかがでしょう?
95- 4 Standard → 95- 4 Original
95-17 32マス18行目の線 → 24マス次頁2行目に
97- 4 32マスの線 → 24マスの線
P141下L-1 118-13 のいてから、 → 118-15 ひいてから、
 「痛みの波がわずかに退いてから」、好みかもしれません

追伸
・P88L-2 「仙域」、「紅楼夢」の訳に「仙域(せんいき)」とありましたが…。
http://koromu.justhpbs.jp/book/text/c005/c005...

・P89上L1 「元禄十六年」、フータンさんの段落挿入符にも触手が伸びましたが、Mandyさんままにしました。
・P117上L-4 「お参りの帰るさに」、広辞苑に「帰るさ」の「さ」は接尾語とありました。
・「その夜」などは、「その□よ」と「よ」が多かったので、合わせました。
・「ありやせん」、「ありゃせん」と解しました。
・「お袖」「お菊」とも続けました。
・P127下L 3 「お主」、紫陽さん「お主(しゅう)」の読みの件ありがとうございました。
>ちなみに、こももさんのデータも「おしゅー」でした。

このこももさんのデータの該当箇所がわかりませんでした。もし覚えていらしたらお教え下さい。

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Re: 雪女:第2回見直し

淮さん、まとめとCファイル、ありがとうございます。

こももさんのデータの件ですが、こももさんとサムケンさんだったかな(?)が同じファイルをアップされた時のことです。

☆ 紫陽(しお)☆彡

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宏海さんのユーザアバター

Re: 雪女:第2回見直し

淮さん  見直し有り難うございました。

ひとつ気になる点があります。

>43- 5 こ゛ーかな。□□うむ、□こ゛ーた゛。
43- 5 わさ゛かな。□□うむ、□わさ゛た゛。
  これもAファイルに戻しました。全体を読み返してみて。

これはやはり「ごー」ではないでしょうか。
「うむ、業だ。その夜、踊らずにはいられなかったのだよ。右近は」とあります。「業(ごう)」には「理性ではどうすることもできない心の働き」という意味があり、ここではまさにぴったりだと思うのですが。
役者の「わざ」だったら「技」という字をつかうんじゃ無いでしょうか?

宏海

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フータンさんのユーザアバター

Re: 雪女:第2回見直し

 淮さん、宏海さん
 「業」の読みで、最初「ごう」でアップしようとして、なんだかすっきりせず、直前で「わざ」に変えました。
 調べていくと、「自分ではどうしようも無い運命、制約」と有り『業を煮やす』『業を曝す』『業が深い』など、悪い意味での使い方が挙げてあります。

 右近は、悪意で為したのではなく、<神の技にも達した真実の芸の力>を未熟な若者に教えようとした、しかも淡々と。これは神業だと思い、「技」を超えた「業」だとしました。でも、作者自身はどう読まれているのか…?
  (フータン)

 

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宏海さんのユーザアバター

Re: 雪女:第2回見直し

フータンさん  ご意見有り難うございました。

私はこう考えました。
「よほど興がのっていたんだろう。雪に浮かれていたのかもしれない。いや役者の業かな。」

前の二つ(興がのった、雪に浮かれた)は右近が雪女に化けた動機を指しています。それを否定して、いやといっているのですから、次に来るのはやはり右近の行動についての動機を示すものと考えるべきではないでしょうか。そうであれば、理性で抑制できない内的衝動をさす「ごう」の方がぴったり来ると思います。

一方「ーー確かに役者の業だ」の部分は、直前に「真実の芸を思い知らせようとしたのだ」とあるので「やくしゃのわざだ」と解してもよいように思えますが、これも「芸の力を見せつけてやろう」という役者根性をさしているのだと解釈できると思います。

それにこんな近い場所で、「業」を二様に読むのは一寸憚られるような気がしますし。

以上愚論です。

宏海

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淮さんのユーザアバター

Re: 雪女:第2回見直し

興味深いコメントを色々書き込んでいただけて楽しいです。
他の方ももしご意見あれば、是非よろしくお願いします。
さあて、時間をおいて読んでみたら次はどっちの意見になるだろう。
著者は「業」の読みは考えずに、漢字だけで創作した、ような気もします。

フータンさん、「三味線の音」の「音」の読み、最初同居人に情景説明したら、即座に「おと」って答えたんですね。私もそうだったので「おと」にしたのです。
けど、作品を読み直したら幻想的だったので、フータンさんの「ね」に戻しました。
ただ、先日の「頓着」のときも読みの傾向が違ったので、多分西の方の方と傾向が違うのだろうと思ったりしてました。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 雪女:第2回見直し

紫陽さん

こももさんの「おしゅー」、見つけました。
ありがとうございます。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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