ウミネコさん、みのりさん、淮さん、こんにちは
口入れ屋の女シリーズ第5話 「夜長月の闇」です。
宜しくお願い致します。
タイトル:夜長月の闇 著者名:杉本章子 雑誌名:オール讀物 2013年10月号より抜粋 内容紹介:口入れ屋を訪れた妾奉公志願のお雪。おこうは手控え帳からお見合いを世話するが・・・。
奈緒
奈緒さん、こんにちは。
ファイルお預かりします。 しばらくお待ちください。 (ウミネコ)
ウミネコさん、こんにちは
すみませんが、以下の2箇所を訂正して下さい。 宜しくお願い致します。
8-14、59-8 あがりばた → あがりはな
「夜長月の闇」を確認しました。
修正したところは以下の通りです。 (5-10)ぼんを → ぼん(うらぼん)を 「盂蘭盆」に「ぼん」のルビがあります。「ぼん」だけでいいような気もしますが・・・
(8-14)(59-9)あがりばた → あがりはな 奈緒さんのご指摘通り修正します。
(26-2)みせの → たなの 他に(30-16) 「店」→「たな」(本文99頁上段3行目にルビがありますので)
(56-8)うちと → うち(みはるや)と 「三春屋」に「うち」のルビがあります。 「よそ」のルビのある「他店」を「よそ(たてん)」とするなら、ここも(みはるや)を入れるべきでは?
修正はしてませんが、「店」をたなと読むのであれば、次の箇所も引っかかるのですが・・・ (6-15)みせさきの → たなさきの (25-13)かどみせで → かどだなで ご検討ください。
(ウミネコ)
有難うございました。
「みせ」と「たな」、よく分からず悩んでいました。 その為、以前SNSの「時代小説が好き」と言うグループでお尋ねしたことがあります。
・・・・・・・ (前略)
それは「店」について「みせ」と「たな」の読み分けなのです。 「大店(おおだな)」「お店(おたな)」「裏店(うらだな)」「店子(たなこ)」などは時代小説を読むのには常識ですよね。
では、単に「店」とあった場合には何と読めばよいのでしょうか?
「たな」と「みせ」を使い分ける基準がありますか? 例えば、番頭や手代などのいる商家は「たな」で、居酒屋などは「みせ」? 商家の場合は、「お店」と「お」が付いていなくて、「店」だけでも「たな」? 「店先の品物」も「たなさきの しなもの」?
(後略)
・・・・・・・・・
その時に次のように教えて頂きました。
たな(店) これは常用漢字外との記載があります。 みせ、商家。 貸家、借家。見せ棚の略。
みせ(店・見世) 商品を並べて置き、目につくようにした場所。 物の売買をするために設けた場所。商店。 見せ棚から出た言葉。
番頭・手代などがいる商家は「たな」で、居酒屋などの商店は「みせ」。 町の大店は「おおだな」で吉原の大店は「おおみせ」。 「店先」は「たなさき」とは決して言わず、江戸っ子だったら「みせっつぁき」。 手代や番頭は「おたなもん」だけれど、小僧のことは「おたなもん」とは言わない。
結局単独一字で「店」と出てきた場合は? の回答は得られなかったのですけど・・・。
今回ご指摘いただいた件については、 26-2 店 は 単独で「たな」と読むか不明。 直前に「かどみせ」と言っている。 30-16 「こないだのお店」は 茶店のことなので「たな」とは言わない。 6-15 店先は「みせさき」と教わったので。 25-13 「角店」は「かどみせ」とルビが付いています。
(56-8)うちと → うち(みはるや)と こちらは 48-3に 「うち(みはるや)に」とあるので、重複になると思い止めました。 以前の和菓子屋の時には一話の中で「藍千堂」と「「百瀬屋」に様々なルビが付いていましたので、その都度( )を入れましたが、この話では商売時の会話で「三春屋」と書いて「うち」というルビを付けるだけなので、一度でいいのではないでしょうか?
「みせ」と「たな」・・・ 奈緒さんのコメントを読んでいて、なるほどと思いながらも、やっぱり悩みそうです。
>番頭・手代などがいる商家は「たな」で、居酒屋などの商店は「みせ」。 物を売っているところは「たな」、飲み食いするところは「みせ」?
>「店先」は「たなさき」とは決して言わず、江戸っ子だったら「みせっつぁき」。 でも、広辞苑をはじめ多くの辞書には「たなさき」も載ってますが・・・? 「店前」も「みせさき」なんでしょうか?
「角店」と「三春屋」のルビの件は了解です。私の見落としです。 (ウミネコ)
「たな」と「みせ」未だおぼろげな所もあるのですが。
〇〇問屋のようなところは「おおだな」で、 吉原の遊女屋や茶店などは「みせ」。 これは確かです。 (ちょっと異なるけれど、長屋も「げんべえだな」とか たなこ(店子)とか、たなを使いますよね。)
では、個人商店はどうなのでしょう? 夫婦だけでやってる小間物屋とか、この話の三春屋は、 「みせ」って気がします。
大ざっぱに言って大企業と個人商店だと思います。 でも、その中間のところがどうもよく分かりません。 一人でも従業員を雇っていれば、「たな」でしょうか? でも、小僧(お店もんでは無いので)だけなら、「みせ」で
それはひとまずおいて、そこの主人や家族(娘など)が自分のところを指して話す時があやふやです。「うちのたなは」「たなでは」と常に「たな」を用いて話すのでしょうか?? 従業員は「お店」と「お」をつけるので「おたな」でしょう。
こちらは、「会社」と「店舗」。
経営者たちも会社組織の意味で使う時は「たな(お店とおをつけて言う時が多い気がします)」、店舗を意味する時は「みせ」と使い分けているような気がするのですが・・・。
そうしますと、ご指摘いただいた箇所は、こうなると思います。
(26-2)みせの → たなの 「伊豆屋」と言う大店(大企業)のことを指すため
(30-16) おみせ 「笹屋」と言う茶店(茶見世)を指すため (6-15)みせさきの 三春屋の土間だから (25-13)かどみせで ルビがあるから。 (店舗が角にあることを言うので みせ)
>「店前」も「みせさき」なんでしょうか?
ホントですね。「店前(たなさき)」って載ってるんですね。私は「店先」しかひいていませんでした。この件は、時代小説好きの東京住まいの方から教わったんですけど・・・。そこでは「名人の古典落語を聞くといいです」と教わりました。
ホント、難しくって、資料の調べ方が分からなくって・・・。
みのりさん、お助け下さい。
みのりさん・・・すみません。
こちらも上げておきます・・・。
すみません、見落としていました。
-- みのり --
奈緒さん、ウミネコさん すっかり遅くなりまして、申し訳ありません。 データを拝見いたしました。
以下のように変更いたしました。
7- 9 あがりがまちえ 7- 9 あがり□かまちえ
26-18 むかい□あわせの 26-18 むかいあわせの
31- 2 いずじんの 31- 2 いずやの
43- 7 みしりこしとわ 43- 7 みしりごしとわ
55- 8 あがりがまちに 55- 8 あがり□かまちに
他の漢字の読み方は、奈緒さんのいいようにどうぞ。
波瀾万丈だった今年も、終わりに近づいています。 28日に、我が家で相続関連の集まりがあって、それが終わると、本当にやれやれです。 少し、掃除をしなくちゃ。
みのりさん、こんにちは
大変な中、有難うございました。
上がり框は、点訳辞典にも「あがり□かまち」として載っていますが、この作品の場合は「がまち」とルビがあるので続けさせていただきます。
年内にうまく収まって、よいお年が迎えられますように。
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.10.23 (水) 13:06 by ウミネコ奈緒さん、こんにちは。
ファイルお預かりします。
しばらくお待ちください。
(ウミネコ)
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.10.23 (水) 18:54 by 奈緒ウミネコさん、こんにちは
すみませんが、以下の2箇所を訂正して下さい。
宜しくお願い致します。
8-14、59-8
あがりばた → あがりはな
奈緒
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.10.25 (金) 20:45 by ウミネコ奈緒さん、こんにちは。
「夜長月の闇」を確認しました。
修正したところは以下の通りです。
(5-10)ぼんを → ぼん(うらぼん)を
「盂蘭盆」に「ぼん」のルビがあります。「ぼん」だけでいいような気もしますが・・・
(8-14)(59-9)あがりばた → あがりはな
奈緒さんのご指摘通り修正します。
(26-2)みせの → たなの 他に(30-16)
「店」→「たな」(本文99頁上段3行目にルビがありますので)
(56-8)うちと → うち(みはるや)と
「三春屋」に「うち」のルビがあります。
「よそ」のルビのある「他店」を「よそ(たてん)」とするなら、ここも(みはるや)を入れるべきでは?
修正はしてませんが、「店」をたなと読むのであれば、次の箇所も引っかかるのですが・・・
(6-15)みせさきの → たなさきの
(25-13)かどみせで → かどだなで
ご検討ください。
(ウミネコ)
yonaga_bRe: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.10.25 (金) 22:58 by 奈緒ウミネコさん、こんにちは
有難うございました。
「みせ」と「たな」、よく分からず悩んでいました。
その為、以前SNSの「時代小説が好き」と言うグループでお尋ねしたことがあります。
・・・・・・・
(前略)
それは「店」について「みせ」と「たな」の読み分けなのです。
「大店(おおだな)」「お店(おたな)」「裏店(うらだな)」「店子(たなこ)」などは時代小説を読むのには常識ですよね。
では、単に「店」とあった場合には何と読めばよいのでしょうか?
「たな」と「みせ」を使い分ける基準がありますか?
例えば、番頭や手代などのいる商家は「たな」で、居酒屋などは「みせ」?
商家の場合は、「お店」と「お」が付いていなくて、「店」だけでも「たな」?
「店先の品物」も「たなさきの しなもの」?
(後略)
・・・・・・・・・
その時に次のように教えて頂きました。
たな(店)
これは常用漢字外との記載があります。
みせ、商家。 貸家、借家。見せ棚の略。
みせ(店・見世)
商品を並べて置き、目につくようにした場所。
物の売買をするために設けた場所。商店。
見せ棚から出た言葉。
番頭・手代などがいる商家は「たな」で、居酒屋などの商店は「みせ」。
町の大店は「おおだな」で吉原の大店は「おおみせ」。
「店先」は「たなさき」とは決して言わず、江戸っ子だったら「みせっつぁき」。
手代や番頭は「おたなもん」だけれど、小僧のことは「おたなもん」とは言わない。
結局単独一字で「店」と出てきた場合は? の回答は得られなかったのですけど・・・。
今回ご指摘いただいた件については、
26-2 店 は
単独で「たな」と読むか不明。 直前に「かどみせ」と言っている。
30-16 「こないだのお店」は 茶店のことなので「たな」とは言わない。
6-15 店先は「みせさき」と教わったので。
25-13 「角店」は「かどみせ」とルビが付いています。
(56-8)うちと → うち(みはるや)と
こちらは 48-3に 「うち(みはるや)に」とあるので、重複になると思い止めました。
以前の和菓子屋の時には一話の中で「藍千堂」と「「百瀬屋」に様々なルビが付いていましたので、その都度( )を入れましたが、この話では商売時の会話で「三春屋」と書いて「うち」というルビを付けるだけなので、一度でいいのではないでしょうか?
奈緒
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.10.27 (日) 10:01 by ウミネコ奈緒さん、こんにちは。
「みせ」と「たな」・・・
奈緒さんのコメントを読んでいて、なるほどと思いながらも、やっぱり悩みそうです。
>番頭・手代などがいる商家は「たな」で、居酒屋などの商店は「みせ」。
物を売っているところは「たな」、飲み食いするところは「みせ」?
>「店先」は「たなさき」とは決して言わず、江戸っ子だったら「みせっつぁき」。
でも、広辞苑をはじめ多くの辞書には「たなさき」も載ってますが・・・?
「店前」も「みせさき」なんでしょうか?
「角店」と「三春屋」のルビの件は了解です。私の見落としです。
(ウミネコ)
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.10.27 (日) 12:44 by 奈緒ウミネコさん、こんにちは
「たな」と「みせ」未だおぼろげな所もあるのですが。
〇〇問屋のようなところは「おおだな」で、
吉原の遊女屋や茶店などは「みせ」。
これは確かです。
(ちょっと異なるけれど、長屋も「げんべえだな」とか
たなこ(店子)とか、たなを使いますよね。)
では、個人商店はどうなのでしょう?
夫婦だけでやってる小間物屋とか、この話の三春屋は、
「みせ」って気がします。
大ざっぱに言って大企業と個人商店だと思います。
でも、その中間のところがどうもよく分かりません。
一人でも従業員を雇っていれば、「たな」でしょうか? でも、小僧(お店もんでは無いので)だけなら、「みせ」で
それはひとまずおいて、そこの主人や家族(娘など)が自分のところを指して話す時があやふやです。「うちのたなは」「たなでは」と常に「たな」を用いて話すのでしょうか?? 従業員は「お店」と「お」をつけるので「おたな」でしょう。
こちらは、「会社」と「店舗」。
経営者たちも会社組織の意味で使う時は「たな(お店とおをつけて言う時が多い気がします)」、店舗を意味する時は「みせ」と使い分けているような気がするのですが・・・。
そうしますと、ご指摘いただいた箇所は、こうなると思います。
(26-2)みせの → たなの
「伊豆屋」と言う大店(大企業)のことを指すため
(30-16) おみせ
「笹屋」と言う茶店(茶見世)を指すため
(6-15)みせさきの
三春屋の土間だから
(25-13)かどみせで
ルビがあるから。
(店舗が角にあることを言うので みせ)
>「店前」も「みせさき」なんでしょうか?
ホントですね。「店前(たなさき)」って載ってるんですね。私は「店先」しかひいていませんでした。この件は、時代小説好きの東京住まいの方から教わったんですけど・・・。そこでは「名人の古典落語を聞くといいです」と教わりました。
ホント、難しくって、資料の調べ方が分からなくって・・・。
みのりさん、お助け下さい。
奈緒
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.12.05 (木) 00:28 by 奈緒みのりさん・・・すみません。
こちらも上げておきます・・・。
奈緒
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.12.16 (月) 08:24 by みのりすみません、見落としていました。
-- みのり --
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.12.26 (木) 09:04 by みのり奈緒さん、ウミネコさん
すっかり遅くなりまして、申し訳ありません。
データを拝見いたしました。
以下のように変更いたしました。
7- 9 あがりがまちえ
7- 9 あがり□かまちえ
26-18 むかい□あわせの
26-18 むかいあわせの
31- 2 いずじんの
31- 2 いずやの
43- 7 みしりこしとわ
43- 7 みしりごしとわ
55- 8 あがりがまちに
55- 8 あがり□かまちに
他の漢字の読み方は、奈緒さんのいいようにどうぞ。
波瀾万丈だった今年も、終わりに近づいています。
28日に、我が家で相続関連の集まりがあって、それが終わると、本当にやれやれです。
少し、掃除をしなくちゃ。
-- みのり --
Re: 飲:口入れ屋・夜長月の闇Aファイルアップします>ウミネコさん、みのりさん、淮さん
2013.12.26 (木) 11:27 by 奈緒みのりさん、こんにちは
大変な中、有難うございました。
7- 9 あがりがまちえ
7- 9 あがり□かまちえ
55- 8 あがりがまちに
55- 8 あがり□かまちに
上がり框は、点訳辞典にも「あがり□かまち」として載っていますが、この作品の場合は「がまち」とルビがあるので続けさせていただきます。
年内にうまく収まって、よいお年が迎えられますように。
奈緒