『リリエンタールの末裔』上田早夕里著 早川書房 ¥714 328頁
〈短篇集〉(テーマなど。Amazonで「なか見!検索」できます)
・リリエンタールの末裔(ハングライダー)
・マグネフィオ(脳)
・ナイト・ブルーの記録(深海)
・幻のクロノメーター(時計職人)
新規グル点募集します。
SF4編。SFなので、カタカナとアルファベットが若干ありますが、装丁通りのブルースカイなイメージです。すんなり入っていけるSFだと思います。
舞台は空と深海と…。取得も手頃!!
英語好き、SFにも多少興味があって奇しくもこの作品は大好きというMandyさんが班長で、私が補佐(することがあるとすれば)予定です。
参加表明は「Flavia Club」の募集トピック「りり:グル点募集」に参加コメントをお願いします。
原本のご注文は、画面一番上の「Amazon」をクリックして注文して下さると、BasingRoomのサイト管理費に回してもらえます。待ってます!(淮)
Re: 『リリエンタールの末裔』新規グル点募集
2013.10.10 (木) 17:28 by みあーたどこかで見たことのある題名だと思ったら、2012年3月号のブックウォッチャーで書評を点訳したのでした。
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なぜこんなにもすがすがしいのだろう? 『華竜の宮』で日本SF対象に輝いた上田早夕里による、4編の中短編を収めた『リリエンタールの末裔』。テーマは「人と技術」。どの話もラブストーリーではないのに、なぜか読後は青春恋愛小説を読んだかのような爽やかさが胸に残る。人と技術が手を取り合って歩み出す瞬間、道は開ける。
-18世紀、ロンドン。完璧な航海用時計の開発に挑戦する天才職人の家政婦として雇われた少女エリー。時計の美しさに魅入られた彼女は、自分でも時計を作り始めるが…(「幻のクロノメーター」)。
端正で静かな文章が描き出す4つの異なる光景。睡蓮を模した海上都市、感情を映す磁石の花、音が降ってくる深海、屋形船漂うテムズ川。それぞれは別の世界だが、広がりを持ち、根底ではつながっている。
もし、今を人と技術の関係性が歪んだ時代、そう考えるなら、なおさらこの物語が幸せに思えるだろう。
選者:卯月鮎
読ん得指数:機械と人間のつながり★★★★★
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私はいま手一杯であっぷあっぷですので陰からこっそりエールを送らせていただきます。
みあーた
Re: 『リリエンタールの末裔』新規グル点募集
2013.10.10 (木) 22:39 by Mandyアルファベットの略語と英単語は少し出てきますが、あとはカタカナ語ばかり。英語力は必要ありませんから、内容に興味を持たれた方はどうぞご参加ください。
♪Mandy~
Re: 『リリエンタールの末裔』新規グル点募集
2013.10.11 (金) 23:50 by 淮みあーたさん、Mandyさん、こんにちは。
みあーたさん、あっ、そうだったかと思って、過去ログを掘り返してみました。
>『リリエンタールの末裔』は読んだばっかり。点訳したい候補。
と書き込んでました。
読んだのは、『リリ~』が先だったのか、『魚舟・獣舟』が先だったのか忘れましたが、『魚舟・獣舟』は少し点訳を手がけたところで止まってました。
先日調べましたら、既に着手されていたので、『リリ~』にしたのでした。
Mandyさんがファンで、やっぱり縁あるんだ!と思いました。(淮)
┗━淮(わいY)━┓