基礎:marg03.bseアップします。

margaretさんのユーザアバター

悟空さん

肉体百科 陰嚢(p96-98)をアップします。

よろしくお願いします。

ポイント・1 流暢な日本語になるように区切る。
ポイント・2 点字表記辞典を頻繁に参照する。

ポイント1 については、まだ感覚がつかめません。分かち書きのルール通りにやると、却って流暢な日本語から、離れる場合もあるような気もしています。点字を読む方中心に分かち方をすれば、ルールのあてはまるなかな?とも感じています。実際に点字を読まれる方に、お聞きしてみると
良いのでしょうか?

ポイント・2 については、点訳の手引き、点字表記辞典を入手しましたが、自分の調べたいところが、どこを引けばよいかが、まだつかめずにいます(特に、手引きですが・・・)。まず慣れることでしょうね。

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悟空さんのユーザアバター

Re: 基礎:marg03.bseアップします。

 margaretさんの、marg03.bseを拝見しました。

 流暢な日本語に訳すのは慣れが必要ですね。数をこなしていくうちに「ああ、そういうことか」とわかっていきます。
 とりあえず、点訳ルールを気にする前に流暢な日本語を意識された方がいいでしょう。
 盲人の方の意見は人様々ですので参考にはなりません。
 点訳のてびきは、取りあえず全体を流し読みします。これを1月に1度くらいやっておきましょう。さっと読み流すだけで結構です。そうすると疑問な点が出て来た時「ああ、あそこらへんに有ったような気がする」とわかります。

 原文との相違は基礎講座では最重点課題と言うか、これさえできれば基礎講座終了です。
 皆さん点訳は難しいかもしれないが、原文と同じに書くぐらいなら簡単さと思われていますが、どっこい、私は点訳以上に難しいと思っています。特に文脈にあわせて漢字を適切に読む事は重要です。
 「兄妹げんか」は普通は「きょうだいげんか」と言いますが、漢字をそのまま読もうとして「けいまい げんか」等とするとおかしいですね。でも実際にはこういうケースが多々有ります。

 さて、今回は最重点ポイントの原文相違が5つも有りました。この本は103話有りますので、1冊点訳すると515になる計算です。恐ろしいですね。

 読点が抜けるのは本を見ていない証拠です。文章の流れを頭に入れて点字に置き換えていませんか?
 点訳し終わったら、原本の読点に鉛筆で丸印を付けて読み合わせてみましょう。
 なお、何度も見直してさあ完成となった場合でも、すぐにアップせず1日寝かせてください。
 そして再度見直しをします。一晩寝ると意外とミスが見つかるものです。

1ちょーで すごし、 いつも
1ちょーで すごし、 いつも、

 読点抜け。

けはいからすると どーも ちがう よーで ある。
けはいから すると、 どーも ちがうよーで ある。

 読点抜け。

しているひとわ 
して いる ひとわ、

 読点抜け。

 今回余分な点が入っているところが2箇所有りました。どうしてこれが入るのか解りません。入力方法は何ですか? ローマ字入力なら普通は起こり得ませんが、6点入力の場合でしたら有り得ますね。これも画面を見ていればおかしいとわかるはずです。
 全体的に原本との照合作業が不足していますね。

ふくろが よこから はみでて いる・ ではないか。
ふくろが よこから はみでて いるでわ ないか。

 「いる」の後に余分な5の点。

し_んかいに いる たこの あたまを みてしまった という
しんかいに いる たこの あたまを みて しまったと いう

 「し」と「んかい」の間に余分な3、6の点。

 さて、今回のポイントです。今まで示したポイントはもちろんクリアしておいてください。

 ポイント・1 「て、くの後は区切る」

 これを覚えておくだけでかなり修正個所は減るはずです。「~して~する」と言う形の時は「て」の後で区切ります。 
 「~く~する」と言う形の時も「く」の後で区切ります。

ひが おちてくると、  
ひが おちて くると、 

 間違っても「く」と「ると」の間は区切らないように。

きょーはく かんねんに かられてしまう。
きょーはく かんねんに かられて しまう。

くらくなって ほしが でた
くらく なって ほしが でた

かんどー したり している のだった。
かんどー したり して いるのだった。

おおぐちを あけて わらっている じいさんを
おおぐちを あけて わらって いる じいさんを

 「あけて」の後は正しく区切られていました。「わらって」の後も同様に。

かれも はたを もって わらっていた 
かれも はたを もって わらって いた

 「もって」の後と同様に「わらって」の後も考える。

じいさんの かはんしんに めが いってしまった。
じいさんの かはんしんに めが いって しまった。

にっちゅーも ぬーっと たっている。
にっちゅーも ぬーっと たって いる。

さむくなって きたから、 きものを はおっている
さむく なって きたから、 きものを はおって いる

 これは一番良い例ですね。「く」も「て」も有ります。

ぼーのほーわ ちゃんと かくれている
ぼーの ほーわ ちゃんと かくれて いる

このごろわ みなれてしまって、
このごろわ みなれて しまって、

 では、原文相違ゼロを目指して次は、57P「小皺」をお願いします。
 ファイル名はもうおわかりですね。「marg04.bse」です。

marg03b.bse

                       悟空

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