中井:『日本SF~中井紀夫』第3回見直し

淮さんのユーザアバター

皆さま、こんにちは。
『日本SF~中井紀夫』、第3回見直しです。
皆さまのBファイルを連結して「nori03B.bse」とし、それを見直したCファイルを添付します。
何かお気づきの点がありましたら、よろしくお願いします。

<変更一覧>
5-10 もりと゛か゛  → もりつちか゛
  ※P147L3「盛土」、辞書「もりつち」、専門用語「もりど」、音訳の部屋はどちらでも。訓訓読み・訓音読みのこともありますし、「文字である点字としては」(点訳フォーラムより)を参考に、辞書優先(過去データ優先)とすることにしました。

22- 8 たにそ゛こから、  → たにそこから、
  ※P160L1「谷底」、NHK許容「たにそこ」ですが、辞書見出し優先。

27- 9 まえにわを  → せ゛んていを
27-11 まえにわや  → せ゛んていや
  ※P163L6、7「(マンションの)前庭」、大きな建物のとき「ぜんてい」と読んできたので。

31- 2 ほくへきて゛  → きたかへ゛て゛
  ※P165L-5「マンションの北壁」、P162L8に合わせて。

34- 2 は゛っくは゜っくを  → は゛っく□は゜っくを
  ※P167L-5「バックパック」、他所3カ所に合わせて(広辞苑見出しに切れ目があり)。

35- 6 「としおわ  → としおわ
  ※P168L9 開きカギ削除

40-18 そは゛に   → か゛わに
  ※P172L5「民家の庭の側」、90度左回転させると、庭に上る形になるので、ここは「がわ」と読みたいと思います。因みにこの著者、他所では「そば」はひらがな使い、「傍ら」(かたわら)と使用してました。

60-18 ついた゛。    → そそいた゛。
  ※P186L7「(ビールの瓶をちょっと傾けるようにして)グラスに注いだ」、第2回見直しより。

>この原本では「酒を注ぎたした」のみ「つぐ」と読み、湯呑・急須・グラスなどの空容器に新しく茶・湯・ビールを入れる場合は「そそぐ」にしたいと思います。

66-16 よくよく     → よく□よく
  ※P190L-5「よくよく思いだしてみると」、点訳フォーラム参考。

74- 5 と゛あ□ろっくを  → と゛あろっくを
74- 8 と゛あ□ろっくを  → と゛あろっくを
  ※P199L2、L3「ドア・ロック」、点訳フォーラム参考。

74-15 なくなっちゃうんた゛」  → なく□なっちゃうんた゛」
  ※P199L6「急行じゃなくなっちゃうんだ」、否定の「なくなる」と思います。

80- 7 はてし         → はてし□なく
  ※P206L-6「果てしなく」、「はてし□なく」に変更するときまちがって削除されたような。

82-13 いきつけるのて゛わ   → ゆきつけるのて゛わ
  ※P207L-1「行きつける」、「ゆき××」優先で読みたいと思います。

83-16 いきた゛おれたと    → ゆきた゛おれたと
  ※P208L-1「行き倒れたと」、点訳フォーラム「行き倒れ ユキダオレ」参考。←は名詞ですが、広辞苑の辞書見出し「打ち倒れる(うちたおれる)」、「酔い倒れる」(よいたおれる)ともちょっと違うと思い、「ゆきたおれる」は止めたいと思いました。

84- 6 いきつくかも      → ゆきつくかも
  ※P209L4「行きつくかも」
---------------------------------

<メモ>
▼Mandyさん、きょうこさん
>3-9の「たにぞこ」ですが、国語辞典だと「たにそこ」が一般的なのですが、NHKの「発音アクセント辞典」では「たにぞこ」が基本で「たにそこ」は許容となっていました。

「盛土」共々、辞書見出し優先か、最近の動向が優先か。
「文字である点字」(点訳フォーラム「着替える」で検索)という表現が好きです。
で、「もりつち」「たにそこ」にしようかなと。

▼ゆうさん
>4-18 はてしなく
>4-18 はてし
>4-19 なく

何で「なく」が消えたのか?と思ったら、「4-19」? 目次行?

▼やまべえさん、田打ち桜さん
 P173L5「上下がわからなくなる」

>4- 9 うえしたが ? うえ■したが
>「上と下」という意味で、フォーラムの語例「上下の学年」に該当するのではないか?と思いました。

>私は、フォーラムの「うえしたに□なる」を参考にしたのですが、よくわかりません。

今回最後までなやんだ案件。
 1)大辞林の「上下(うえした)」の意味は、ちょうど、点訳フォーラムの処理と重なりました。
上下になる ウエシタニ■ナル    (注記)逆さまになる
上下の学年 ウエ■シタノ■ガクネン
上下もなく~ ウエシタモ■ナク~  (注記)身分の上下関係
 2)てびきP69備考「複合名詞とは言い難い場合なども区切って書く」と、点訳フォーラムの「水草」「犬猫」参考。
 小学生の時、初めて急斜面をスキーで滑り降りたとき、直滑降しかできなくて、気が付いたら頭が雪の中にありました。このときの感想は「さかさまになった?」ではなく「じょうげ(または、うえした)、どっち?」でした。本当は「じょうげ」のつもりだったのですが、一日置いて「うえ□した」に落ち着きました。

▼サムケンさん、すえつむはなさん
>1- 9 そそいた゛。
>1- 9 ついた゛。
> 迷いましたが
> 過去の淮さんのコメント(別の本)と
> 点訳フォーラムを参照しました。

私も点訳フォーラムをみましたが、「そそいだ」に落ち着きました。
---------------------------------

<その他>
▼秧さん
>天辺の読みがてっぺんであることに全然思い至っていませんでした。
>自分すごいバカだったわという顔をしています。

↑にウケまくって、

>この短編集の中では今回の話が一番好きかもしれません、
>まだ見ぬ世界を目指して進んで行く話を読んでいるとわくわくした気分になります。
>壁が円形なのかな?と一度思わせて渦巻きなのも意外なところをついてきていいなと思います。

この著者のネタ、世界を探したらどこかに似た発想がありそう、と思いつつ。
渦巻を外から歩いてきて中心に至ったら、今度は外に向かった渦巻になればいいのに、と。

▼田打ち桜さん
>小鳥の鳴き声っていいですよね。
>以前、探鳥で歩きまわっている頃、鳥の声の聞き分けが上手な方が居て、私も勉強をしたのですがなかなか・・・。音痴だとダメだわ、という結論に至りました。

そうなのか! なるほどと自分に納得。(淮)

コンテンツ配信 コンテンツ配信