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闇弐:『闇の守り手2』第4回見直し

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皆さま、こんにちは。
『闇の守り手2』、第4回見直しです。
尚、Bファイル(各Bファイルを合本)からCファイルに変更したデータを添付します。
また、第3回「おーりんねんば→おーりんねんうま」と変更したので、第3回Dファイルも合わせて添付します。

ご意見ありましたら是非よろしくお願いします。

<変更一覧>
8- 3 むらの  → また゛らの
  ※P151下L-3「斑」。P135上に班(まだら)のルビがあり、P144下の斑も「まだら」と読んだので。また花崗岩の画像を見ながら、むらのイメージよりまだらのイメージが私の中で勝ってしまったので。長くなるので別コメントに。

12-11 なんふしか  → なんせつか
  ※P153下L5「何節」、どちらとも判断がつかなかったので、原書をカンニングしましたら「a few bars of」でした。「bar」は楽譜の小節を分ける縦線と判断。研究社とセンチュリー参考。「何小節か」だったらと思わずにはいられない……とは言うまい。

14-13 かくな」  → えか゛くな」
  ※P154上L-4「描くな」
24- 5 せいそーよーの  → せいそーよー
  ※P158上L-5
24-18 おし゛きを  → おし゛き゛を
  ※P158下L6「お辞儀」
25- 4 されわれっちまう  → さらわれっちまう
  ※P158下L9
25-12 とと゛めて  → とめて
  ※P158下L-3「心に留めておけ」。シリーズ1のP59下L-4「心に留めて」で、サージルのアレクへの会話文で「とめて」と読んだので。

39-12 きかえ、  → きか゛え、
  ※P164上L-2「着替え」、過去データに合わせて。

45- 7 こうし□ひしを  → こうしか゛わしを
  ※P166下L10「仔牛皮紙」、P141上L9で「こうしがわし」と読んだことと、「皮紙」という辞書見出しが(私の手持ち範囲で)見つからなかったので。

62-17 かからわす゛、  → かかわらす゛、
  ※P175上L2「かかわらす゛、」
66-10 た゛いまほー  → た゛い□まほー
  ※P176上L-1「大魔法使い」
67-14 「いくつなんて゛すか?」  → 「いくつ(なんさい)なんて゛すか?」
  ※P176下L-2
72- 3 あんとーに  → くらか゛しら((くらの□まえわ))に
  ※P178下L-7「鞍頭」、原書は「saddlebow」別コメントに。

72-13 うす゛もれるよーに  → うもれるよーに
  ※P179上L3「(建物が)森に埋もれるように」。シリーズ1で「顔をうずめ」「頭をうずめ」のようにかな書きがあったので、「埋める」は「うめる」中心にしました。ですが、シリーズ2では「顔を埋めた」と漢字で出てきてしまいましたが、あとのまつり。この原本でなかったら平らなところは「うずめる」、穴を掘ったようなところは「うめる」にしたい派です。

73-11 もーし゛き  → もー□し゛き
  ※P179上L-4
74- 5 つれもと゛せは゛  → つれもと゛せれは゛
  ※P179下L5
75- 8 ふん□ふんと  → ふんふんと
  ※P180上L2「(雌馬は)フンフンと」。点訳フォーラムの「フン■フント■アイヅチヲ■ウツ」の事例は「ハイ■ハイ」の系列で、馬の「フンフンと」は「ハアハアト■イキヲ」の系列と判断しました。

76-11 くらゆみから  → くらゆみ((くらの□まえわ))から
  ※P180下L2「鞍弓」、原書をカンニングした結果「saddlebow」でした。
「くらの前輪《くらの前の弓形の部分》」(研究社)
「鞍の前輪」(センチュリー)
「まえわ【前輪】」馬具の鞍橋くらぼねで、前部の輪形に高まった所(広辞苑)

93-14 おーりんねんは゛と、  → おーりんねんうまと、
  ※P187下L-8

<誤植扱い>
※P183下L-5 かかんて゛  → かか゛んて゛
※P193上L-8 みこ゛った  → みこ゛もった

<その他>
※P187下L6「黒弓→くろゆみ」、シリーズ1で「こっきゅー」と読んだので迷ったのですが、シリーズ1以外ではここにしか出てこないようですので、「くろゆみ」ままに。因みに判断の根拠を全然覚えてなかったので跡をたどってみたら、どうもふりがな文庫を参考にしたようです。『三国志』ねえ。

<メモ>
▼まみさん
>見た目が桜に似たアーモンドの花が満開です。
画像見ました! 花と実が同時の画像でした!
あの花がアーモンドの実になるなんて、衝撃的!

▼ハッチーさん
>ベランダのプランターでミニ水仙が咲き出しました
水仙、大好きなのでうらやましいです。

▼へできちさん
>ちょっと熱が上がるだけですごく不安になりますね。
「ちょっと風邪引きました」も言いづらい世の中になっちゃいました。

▼HiRoさん、ハッチーさん、konecoさん
>2- 9 おーりんねんは゛の→ 2- 9 おーりんねんうまの
>  出身地を頭にかぶせた、○○ウマをよく見ますし、

>?5-4 おーりんねんば
アラビア馬(アラビアうま)・蒙古馬(もうこうま)などが辞書にはあるのですが、

>「おーりんねんば」は過去データにあったと思ったのですが……

お三方、ありがとうございました。2yam3c.bse 過去データを修正しました。

▼へできちさん、萌さん
>1-13 なましょくよーの
>※「生食」の読みです。「せいしょく」かなとも思いましたが、

>1-17 きかえ、
>※「着替え」の読みです。自分は「きがえ」派なのですが、

>7-12 こうし□ひしを
>「仔牛皮紙」の読みです。仔がなければ、羊皮紙同様に「ぎゅーひし」かなとおもいましたが、仔がついたので、萌さんの読みかなあと。

 ※生食:P164上「生食用の様々な貝」、『新明解』→「せいしょくようのやさい」、「なましょくようの牡蠣」の事例に笑いました。因みに手元の辞書で、見出しありは新明解だけでした。『NHK日本語発音アクセント新辞典』には、「せいしょく」「なましょく」の見出しがあり、両方とも「かきの~~」の用例がありました。両社、アクセント辞典出してますね。
 ※着替え:この原本では「きがえ」と読んできました。
 ※仔牛皮紙:「こうしひし」? とくひし【犢皮紙】 (日本国語大辞典←国会図書館)だったらよかったのですが。あと
ぎゅうひ 【牛皮】/けんぴ【犬皮】/こひ【虎皮】/さいひ【犀皮】/さめがわ【鮫皮】/さんようひ【山羊皮】/しかがわ【鹿皮】/ろくひ【鹿皮】/わにがわ【鰐皮】
「鮫(コウ?)皮紙」とか「鰐(ガク?)皮紙」はないにしろ(多分)。「鹿皮紙(ろくひし?)」は許せる範囲? 豚皮紙もあったです。
Http://www.youhishi.com/gallery_parchment.html
「また、羊の皮から作ったものをパーチメント(羊皮紙)、仔牛の皮から作ったものをベラム(仔牛皮紙)と呼んで区別します。」って説明を見たけど、読みはありませんでした。

一語、一日。ズボラな私にはこの方がいいのかもしれない。
皆さんもよろしくお願いします、切に。(淮)

追伸
そうだ!
皆さんのところは、もうサクラ、サクラですよね?!
今回のBファイルアップ、トピックのタイトルとファイル名が違うものが3件ありました!
一瞬焦りましたが、ファイル自体は分担通りで大丈夫でした。
滅多にないことなのに3件重なると、春で浮かれてるでしょ!とツッコミたくなったのでした。

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Re: 闇弐:『闇の守り手2』第4回見直し

「斑のある花崗岩」の「斑」の読み(P151下L-3)

▼Mandyさん、サムケンさん
>原文がspeckled granite(しみ〔汚点、傷〕のついた花崗岩)なので、「むら」の方がいいかなと思いました。

今まで出てきた「斑」は馬と猫の顔の斑だったので、花崗岩はと思って調べたら、馬の斑は「snip」、猫の斑は「ruff」、花崗岩は「speckled」。でまたまた焦って調べたら、
「snip」→《馬などの顔の》白い斑(ふ)(研究社)/切れっ端,断片(センチュリー)
「ruff」→《鳥獣の》ひだえり状の首毛(研究社)/首毛(センチュリー)
「speckled」→斑(ふ)(研究社)/まだらの(センチュリー)
やだ、猫の顔に白いまだらがあるのではなくて、首回りと脚が白い猫だったようです(多分)。

「speckled granite」ですが、ネット翻訳では
 →weblio まだらの花崗岩/小斑をつけられた花崗岩
 →エキサイト翻訳 しみをつけられた花崗岩
 →google 斑点の花崗岩
と、ここまで先に自分で調べたところで、Mandyさんのご意見を拝見しました。
P149~P152をもう一度読み直してみて、キーワード「縞大理石・床は鏡のようになめらかに磨かれている・イドリレイン女王の母方の伯母(神官)・最初の何段かは大理石でできているが、(略)斑のある花崗岩の段・素足」。神託者は「みすぼらしい寝床にうずくまり、両足を汚れたローブの下に」とあります。
が、この神殿自体はきれいな状態ではないかと思い、「しみ」のイメージではないような気がしたのでした。
が、英語だと(英語でなくとも)全然自信がないので、是非Mandyさんとサムケンさんのご意見を伺いたいと思いました。「むら」のイメージが違うのかなと思いつつ。

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 闇弐:『闇の守り手2』第4回見直し

「鞍頭」(P178下L-7)、「鞍弓」(P180下L2)の読みと処理の件

▼SATOYAnさん「鞍頭」
▼きょうこさん「鞍弓」
「鞍頭」「鞍弓」は両方とも原書では「saddlebow」でした。
これだともっとも適した訳は「鞍の前輪」と判断しました。
0.「鞍袋」「鞍弓」について
多分、「saddlebow」なので「鞍弓」にしたんでしょうね。
私の高校時代の研究社の辞書には「saddlebow くらの前輪《くらの前の弓形の部分》」とありました。またそのすぐ上に「saddlebag 鞍嚢(あんのう)、くら袋」と。これが紙の辞書のいいとこですよね。訳者ってば、研究社の古~い辞書使えばよかったのに。
ついでに、中学時代の新クラウン英和辞典(三省堂)定価850円にも「くら袋」って載ってました。
1.「鞍頭」について
1)タイトル:鞍頭日録 : 明治十年西南役(国会図書館)
タイトルよみ:アントウ ジツロク
2)タイトル:明治十年西南役鞍頭日録(CiNii)
タイトル読み:メイジ 10ネン セイナンノエキ クラガシラ ニチロク
Https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA32760824
石阪惟寛著
3)英辞郎:saddlebow→鞍頭
4)研究社:saddle horn→鞍頭
5)エキサイト翻訳:Saddlebow→鞍頭
6)weblio翻訳:saddlebow→前輪
7)google翻訳:サドルボウ
8)広辞苑:前輪(まえわ)→馬具の鞍橋くらぼねで、前部の輪形に高まった所。
9)小学館日本大百科全書(ニッポニカ):「馬具の名称」、「埴輪の飾り馬(古墳時代)」右下図
Https://kotobank.jp/word/%E9%A6%AC%E5%85%B7-113610

結局、「《馬の鞍の》前輪」に落ち着きました。で、点訳挿入で((くらの□まえわ))と入れる事にしましたが、いかがでしょう?
因みにシリーズ3ではP56「鞍の前弓」と翻訳されています。
それにしても2頁違いで、同じ単語を同じ設定で、違う訳にするなんて一人の力ではできない。少なくても3人がかり?

ほかの皆さんも、興味がありましたら、是非ご意見よろしくお願いします。(淮)

追伸
ぶら下げてるのが、本当に白鳥かどうかも疑わしくなって、調べたらswanでした。
この原本は点訳にはとても勉強になります。何でも疑うの原点回帰。

┗━淮(わいY)━┓

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SATOYAnさんのユーザアバター

Re: 闇弐:『闇の守り手2』第4回見直し

淮さん、お早うございます。
鞍の部位名称「鞍頭」「鞍弓」「鞍袋(鞍嚢)」に関して、詳細に解説いただき有難うございます。
原書を見ていないので辞書検索も出来ませんでしたが、翻訳語が異なるなど疑問ですよね。
文章から何となくですが、鞍のどの部分のことを言っているのか推察はするのですが、このような語句の読みは、ルビをふって欲しい、と考えてしまいました。

< SATOYAn >

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