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【書名】白銀の墟　玄の月　3
【著者名】小野不由美
【出版社】新潮文庫
【出版年】2019年11月9日初版発行
【ISBN】978-4101240640
【点訳】かずみん、きょうこ、サムケン、すばるん、直治郎、へできち、みのり、ヨシカ、HiRo、kouno、Mandy、satuki
【校正】みあーた、バオバブ
【制作】Basing Room（麦）
【完成日】2020年11月
【ファイル】全5巻（662P）

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内容紹介

新王践祚―角なき麒麟の決断は。李斎は、荒民らが怪我人を匿った里に辿り着く。だが、髪は白く眼は紅い男の命は、既に絶えていた。驍宗の臣であることを誇りとして、自らを支えた矜持は潰えたのか。そして、李斎の許を離れた泰麒は、妖魔によって病んだ傀儡が徘徊する王宮で、王を追い遣った真意を阿選に迫る。もはや慈悲深き生き物とは言い難い「麒麟」の深謀遠慮とは、如何に。