質問:皆さんのご経験と活用術

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Basing Roomの皆様こんにちは

新しいトピックを立ててまでお伺いするのはいかがかと悩みましたが、もし宜しければ皆様のお話をお聞かせください

皆さんは点訳学習初期の頃、または現在までにおいて、わからない事などをてびきなどの書籍で確認した際、付箋を貼ったり、ラインを引いたりと、何か工夫をされていますか?

また、通称「お宝」と教えていただきました、自己の誤った個所をどのようにまとめたり、保管などされていますでしょうか?

私は初心者、基礎の未学習者なため、「何もかもがわからない」ことが前提であり、てびきを開く回数がものすごく多いです
要領もあまりよくないタイプなもので、一度では覚えきれずに毎回同じページを確認していたりします

目次を眺めて調べたいことの目当てをつける際、「あ、また※※ページだ・・・」と

もちろん人それぞれ、活用のしやすさや、覚え方、見やすさなどの差があるかとは思います
また、よくあるパターンなどについては経験するごとに慣れて、メモのような物は要らなくなるのかもしれませんが、まだ現在の私にとりましてはその時期は遠い未来に感じています

経験を積まれてきた皆様はどのようにご自身の資料を活用されているのか
今後どんどん増えていき、貴重な財産になるであろう私の「お宝」をどのようにまとめていくと良いのか
何か良いお手本やエピソードがございましたらお聞かせいたると幸いです

ちなみに、現在私のてびきなどには付箋もラインもありませんが、教えた頂いたこと(お宝)を大学ノートに走り書きをしている状態です
先々を思うと、もう少し振り返りをしやすくする方法を考えたいと思った次第です

お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願い致します

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Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

riekoさん、こんにちは! 私の場合をお話しますと・・・

●てびきは何度も何度も嫌というほど同じページを見ますので、頻度の多いページにはインデックスを貼っています。すり切れるのでフィルム加工してあるタイプ。縦のラインだけでは足りないので、上辺にも。

●スキルが遙かに上の人に質問をしたときにもらった答えを印刷して、該当する手引きに貼り付けています。ほかにもここで話題になった点訳の考え方なんかはてびきの表紙裏(空いているので)に貼り付けています。

●てびきはたぶんみんなものすごい回数ひらいていると思います。薄汚れるし角も丸くなるし。そのうち目次見ないでも一発で目当てのページを開けるようになるはず。そして、てびきに載っている例文や、点字表記辞典の例文をそのまんま丸覚えするようになると思います。「オサケノ 1シュ」「イッシュノ アイジョー ヒョーゲン」みたいに。

●そういえば以前は自分のお宝をノートに書いていたような気もするけど、しばらくしてやめてしまったなあ。てびきに直接書き込むほうが便利だったからかも。

●しょっちゅう迷う分かち書きを暗記するために無理矢理こじつけで脳にたたきこんだこともあります。「ようだ」「よう」「ごとく」「だけ」「まま」など、いいかげんてびきや表記辞典を引くのがイヤになって。自分なりの語呂合わせとかこじつけで脳に入れてしまうのがいちばん便利。

●とはいえ、Q&Aや指導者ハンドブックを持っていながらあまり活用しきれていなくていまだに恥ずかしい思いをすることがたびたび。恥をかくのも上達への道?

●「凍:」でご質問いただいている件、もうちょっと待ってください。見直し中で、もうちょっとで全部見終わるので。

みあーた

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淮さんのユーザアバター

Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

riekoさん、こんにちは。
どう考えても役に立ちそうには思えないけれど、ね。

1)点訳のてびき 第3版
てびきの小口・真ん中あたりは、私の持ってる書籍で唯一黒ずんでいます。
2002.3.8購入です。未だに暗記はできてなくて、「こんなことが書かれていたはず」だけをおぼろに憶えています。これが15年もたつのに、の軌跡。

2)資料の優先順位(てびき以外)
点訳ナビゲーター>指導者ハンドブック第2章~第5章>Q&A・Q&A第2集>表記辞典>過去の点訳データ>その他

3)全部疑う
基本的にすべて疑う。疑った箇所は辞書で調べる。暗記ができない頭なので、同じことを何度も調べてます。

4)で、活用術
「活用術」と言われて、全然活用できてないことに気がつきました。せいぜいが自分の過去の点訳データ(だって死ぬほど調べたことがたくさんある!)。きっと自分用の電子データを作成してる人がいると思うので、そんな「活用術」を聞けるといいですね。

X)どんな分野の曲がお好きですか? 同居人がキーボードを試し打ちするときよく「うえのはつのやこうれっしゃ~」って入力してます。「上野発」の「発」って、切る切らない? 歩きながら、口ずさみながらエア六点点字します。ラップは早くて無理なので(曲も知らないけど)、演歌ならちょうどいいかも。最近は「ハロー張りネズミ』の「ユメマカセ」。「ゆめ」は和語(『新潮国語辞典』を見なくてもこれはわかる)なので続ける!

PS)最近やろうとしてできないでいるのが、超先輩が入力した点訳データの素読み。点訳データは本来目の不自由な人のデータなので、こういう使用はまちがっています……。(淮)

┗━淮(わいY)━┓

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Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

riekoさん、こんにちは。

今までに重ねてきたことを全部覚えていたら、もう無敵で、ラスボスなんててんで問題なく瞬殺できるのだろうなという気がしないでもないのですが。
でも、日本語は難しいし、私は覚えが悪いのです。
読み方はまだしも、いまだに、どう書いたらいいのかと迷うものが頻出してきます。
てびきの原則や例だけではどうにもならず、あれこれと迷います。

だから、「点訳のてびき」は、いまでも、BESEを1ページ入力するごとに、1回開いているような‥‥。
というのはちょっと大げさですが、私は、それくらい同じページを何度も見ます。
どうして覚えないのだろうと思うのですが、もう諦めています。
目次を眺めて、開くのが、いちばん早い。

reikoさんはTエディタをお使いですね。
この掲示板の一番上の、「Tエディター入門」のところに、
18、辞書検索、
19、BASEファイル検索

という項目がありますが、使っていますか?

最近は、点訳ナビを参照することが多いので、BASEファイル検索の出番は少なくなりました。
で、わたしは、辞書検索を便利に使っています。
間違ったところ、迷いやすいところ、調べたことなどを、note.dic にして、検索の対象にしています。note5.dic まできました。
時折、再確認で、眺めます。

だから、あてにしていて覚えないのだとは、思いますが。

このところ、CatMemoNote というメモ管理ソフトを便利に使っています。
以前は、アナログのノートに書き込んでいましたが、ノートはどこにおいたのかとか、どこに書いたのかと、探すのに手間取るし、自分の字が読みにくいし(^^ゞ 
エディターの方が早く書けるし、読みやすい。
コピペもできる!

なんでも、これひとつに書き込んでおけるのが、とてもいいのです。
タブで分類して、メモ、コメントメモ、とツリー表示で階層化できます。
ただ、PDFやJPEGをはりつけられないのが、ちょい残念なのですが。

-- みのり --

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Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

こんにちは
すごい雨の後に、すっかり気温も下がり、今日はずいぶん肌寒いですね

みなさん、丁寧なご回答をいただきありがとうございます!

みあーたさん
フィルム加工のインデックス!
毎回毎回、ペラペラペラペラ・・・っと、「あっという間に本が傷みそう」と思っていましたが、皆さんもその過程をずっと続けていらっしゃるのですね
今は無知すぎて、インデックスを貼ったらひどいことになりそうですが、先々真似させていただきたいと思います

ノートに書くのは、今はいいのですが・・・
やはり量が増えてくるにつれて、自分の字の汚さと、先々肝心なところを見つけられるのかが不安になりました
見つけやすさとしてはてびきに書きこんでしまう方がいいように思いますし、字の汚さを考えると可能な限り貼り付けがいいかしらと、悩むところですね

「凍:」の方では、解説ありがとうございました
教えていただいたことすら正しく理解していないと気づき、お恥ずかしい限りです

また宜しくお願い致します、ありがとうございました

- rieko -

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Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

淮さん

15年お使いになると、もう数えきれないほどペラペラっとされてますね
てびきの黒ずみはある意味お宝、努力の証だと思えてきました
将来、「今までこんなに調べてきたんだ」と振り返ることが出来たら嬉しいです

資料の優先順位、とても助かりました
私はまだ、てびき、表記辞典、国語辞書だけなので、今後少しずつ資料となる書籍を増やしていきたいと思っています
そして「点訳ナビゲーター」の存在を今日まで知りませんでした!
今回、是非利用してみたいと思います

疑うことは本当に大事ですね
私はまだ疑いを持つ個所が少なすぎて、一番の悩みです
疑いを持てるようになりたいです

音楽は浅く広く聞きますが、一番好きなのはクラシックです
フルオーケストラ以外も、その時の気分に合わせて色々な楽器の音を楽しんでいます
感情や気分に関係なくよく好むのは、ベートーヴェンのテンペストや運命など、割とはっきりしたものが多いです

音楽に合わせてエア六点点字!
素晴らしいの一言です
ローマ字入力で打ち間違えないようにするのに必死の日々ですが、一生懸命頑張っていきたいと思います
ありがとうございます

- rieko -

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Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

あまりパソコンの扱いに慣れていないせいか、まとめてお返事を書いていたら、途中から文章が飛んでしまったようで・・・
お返事のあて先と内容がかみ合っていませんでした
慌てて分割したり、修正中です^^;

みのりさん
皆さんには小物級であろう敵に、私は毎回ラスボス感じています
もしくは、敵だという事にも気づかず通り過ぎたり・・・
無知ほど怖いものはないです

ここまでお三方のお話を伺い、暗記なんて無理だとわかりました
いえ、無理というより「暗記できているはずと胡坐をかいてはダメなんだ」と

Tエディタ入門は拝見しましたが、まだ18.19を実行には移せていません
18の辞書はぜひ作っていきたいと考えていて、すでにちょっと出遅れています

CatMemoNoteというものがあるのですね
デジタルにめっぽう弱く全然知りませんでしたが、ちょっと調べてみたいと思います
使いこなせたら便利そうですね!
ありがとうございました

- rieko -

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Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

riekoさん、こんにちは。

読んでいて、大先輩のすごさを思い知りました。
私のようなずぼらな人間にはとても真似できないなと・・・
私がやっていることは、疑問に思ったりわからないときは、
① まず表記辞典のテキスト検索をします。表記辞典をまるごとテキスト化してあるので(旧版ですが)語句検索をします。
② 点訳ナビで同じことをします。
③ ①②は事例なので、考え方をてびきで確認します。必ず該当箇所があるはずです。必要ならそこに事例を書き込んでおきます。これは大事です。考え方を確認しておかないと次に同じようなことに出会った時また悩まなければなりませんので。
④ それでもわからないときは、Q&Aを調べます。
⑤ それでもなければ指導者ハンドブックや日本点字表記法などの参考書をあさることに・・・。NHKハンドブックやネットの音訳サイトのお世話になったこともあります。

言葉の意味をちゃんと理解することも大事ですので、わからないときは辞書やネットで調べます。和語か漢語かも大事な要素です。新潮国語辞典がその区別をしているので便利です。

最初の頃は「お宝」リストを作ってみたりしましたが、結局作ったきりで使うことはほとんどありませんでした。
riekoさんにあったやり方を見つけることが一番です。

 (ウミネコ)

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riekoさんのユーザアバター

Re: 質問:皆さんのご経験と活用術

ウミネコさん、こんにちは
ご回答をいただきありがとうございます

まず思ったことは、参考にするための資料、書籍を徐々に増やしていかなければいけないなという事です
本当は今すでに必要なもののように感じますが、慌てて一度に用意しても、使いこなす能力も無いように感じます

回答を拝見してドキッとしたのは③と、国語辞書のところでしょうか
コツコツ表記辞典を調べる努力をしていますが、事例をアテにしていて、実は思い込みや勘違いが多く・・・
というパターンに当てはまりそうです

辞書も見るようにしていますが・・・和語か漢語!
辞書の使い方を相当間違っていたようです・・・^^;

皆さんのお話を伺うごとに本当に勉強になります
頑張りたいと思います、ありがとうございました

- rieko -

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