画像ソフトを使った拡大絵本作成プロジェクト「かがやき」が完成しました。

絵本は意外に字が小さく、また絵の上に字が載っていて読みにくいので、絵を見やすくしたり文字を拡大したりした絵本を作る作業です。
手順を簡単に書いておきます。

スキャナーで片面ずつ取り込む→Ａ３のキャンパスに左右を貼り付け合成する→絵の上の文字を抜き、真ん中のスジを消したりして、絵を補う。輪郭を取ったり、白でふちどりしたりして見やすくする。部分的に拡大する等の絵の処理をしていく→上または下に文字を大きくして本文を入れる(今回は18ポイント)→ページ数を入れて、プリントして校正をかける。

これをコピー機でプリントするのに1ページごとにPDFに落とす作業がデータが重いので結構な手間でした。

表紙と見返しも作り、製本する。
ページを中表に折ってページ順に重ね、裏を両面テープとスティックのりで貼りあわせていきます。真ん中の開きがきれいな本になります。背に寒冷紗テープをボンドで貼りしっかり押さえてよく乾かしてから、表紙をつけ、製本テープを背に貼ります。
この製本は半年に一度くらいしかしないので、やるたびに何か忘れています。

これで完成、あとは蔵書として登録します。北陸新幹線「かがやき」がテーマの人気のある絵本なのできっとよく読まれると思います。

さらにこのデータを利用してマルチメディアデイジーも作ってもらう予定ですが、そのためのテキストファイルとPPEGデータを今作っているところです。

また来年の課題図書の絵本を作るかもしれないので、興味のある方がいらしたらぜひご一緒しましょう。私はとても楽しいと思うのですが。